書評・作品感想・おすすめ作品
『コンビニ人間』で芥川賞をとった村田沙耶佳の作品について語ろう。ネタバレ注意。 目次じゃ! サイコパス?普通じゃない人たちの世界 普通の人間は普通じゃない人間を裁判するのが趣味『コンビニ人間』 普通の人たちとの妥協点 普通じゃない人が嫌われる理…
コンプレックスは人それぞれ、いろいろあるけど、ルックス関連のコンプレックスに根深さを感じる。 ということで今回は美容整形手術について語る。『整形』を扱った小説作品も紹介する。 目次じゃ! 美容整形手術のコスパを考える 整形大国・日本 キムヨナの…
ミカサの頭痛考察を追記。本文は結末予想記事。救いあるラスト(座標の力を封じる・ループを封じる)考察。ほか、生き残るキャラ予想、昔の漫画アニメの女戦士についても語る。
はあちゅうさんの初の小説作品集『通りすがりのあなた』の中の『友だちなんかじゃない』について、そして、友だちに雑に扱われたらどうしたらいいのか、非モテコミット=振り向いてもらおうと追いかけることを禁忌とする恋愛工学を取り上げて語ってみる。
医師兼作家の知念実希人氏のデビュー作『レゾンデートル・誰がための刃』、ほか知念作品について語る。知念さん情報もまとめた。
著名人らの感想やパロディマンガを紹介しつつ、「君の名は」とは真逆に位置する「恋愛工学・ぼく愛」に絡めて、残念だった点も含め自分の感想も綴る。
「高校生の自分に読ませたくない本」として『別冊図書館戦争2』を挙げておく。ここに登場する地味キャラ水島さんの救いのなさに、一般世間でも『地味=ダメ・負け・惨め』という空気があるのだろうか。なんとなく座間の被害者女性らとリンクした。今回はそ…
須賀しのぶ氏の小説『神の棘』『また桜の国で』『革命前夜』の辛口書評。高校生直木賞に選ばれた『また桜の国で』よりも『神の棘』を推す。男の友情・人間ドラマが素晴らしい。
プライバシー・個人情報は大きな資産。なのに、アクセス数をとりたかったら「顔写真をのせたほうがいい」「経歴を明らかにしろ」「誰が書いているのだか分からない匿名性の強いブログなんて読まれない」というプロブロガーだが。他、損得勘定をテーマに教育…
ブスをヒロインにした漫画コミックと美醜コンプレックスと女子にふりかかる呪いについて。おすすめ『ブスに花束を』、ほか『エリノア』『圏外プリンセス』『最終フェイス』『千と千尋の神隠し』を語る
この頃、子育ての厳しさ・過酷さをテーマにした心理サスペンスが目につく。 その中でもおすすめが『誰かが見ている』(宮西真冬)同じく子育てママが主人公の心理サスペンスで話題作になったのがこちら、坂の途中の家(角田光代)であるが、『誰かが見ている…
物語創作する人、必見。ワシも考えさせられたぞ。面白くない物語の作り方、作家・三秋縋氏および藤子不二雄氏の言葉紹介。世間が良しとする価値観から外れた人間の話、そんな人が救われる話が読みたい。
『また桜の国で』ではポーランド=善、ドイツ=悪という単純図式が読者に刷り込まれていく。「ナチスドイツだけが絶対悪なのか?」というテーマで語る。ポーランドのドイツ人収容所。ユダヤ人によるドイツ人虐殺。原爆投下を正当化するユダヤ人人権団体の話…
『夢をかなえるゾウ』で有名な水野敬也氏の『LOVE理論』。恋愛と言うよりもエッチ指南書。「ブスでいいから数をこなせ」およそ愛のない内容。ほか男性の恋愛について語る。
タイムトラベル・リープもの。有名どころは『明日をかける少女』『僕だけがいない街』だけど、他のライトノベル作品を紹介。映画DVDにも触れる。若き日の瑛太と上野樹里の作品もある。
高須クリニック高須克弥氏と西原理恵子氏の話。けれど高須氏のモテモテ医学生時代のブスへの扱いは酷い。そして女子学生への見下しぶりも。昨今の医学生たちによる女性レイプ事件を思い出す。
『はだしのゲン』について違和感持ったところを語りつつ、自虐史観、NHKの731部隊報道、昭和天皇の戦争責任について語る。
イケダハヤト氏のイケハヤ経済圏―まさに、村上龍の小説「希望の国のエクソダス」とリンクする話。仮想通貨について。藤沢数希氏VSイケダハヤト氏
都会VS田舎。イケダハヤト氏の提唱する田舎暮らしについて疑問点、一つのコミュニティに依存せざるを得ないデメリットを語る。そしてハヤシが町内会を脱退したお話も。
別冊図書館戦争2に登場する『水島さん』がかわいそう。地味ってそんなに悪いのか?作者・有川浩から嫌われてしまった惨めな負け組要素満載キャラについて語る。
光市母子殺害事件の被害者側遺族、本村洋氏の『天国からのラブレター』について語る。下ネタありの友人知人を絡めた明け透けな内容にびっくり。ラブラブぶりもすごい。
殺人を起こした子と向き合う親の物語、そして発達障害児を捨てた母親の実録コミックを紹介。現実に起きた秋葉原連続通り魔事件の加害者の家族についても触れる。弟は自殺したそうだ。
ブスはギャグ。嫌われて当然の存在。哂われる存在。ドラえもんに登場するジャイ子について。ブスだけど人間的にはのび太より上。ほかタッチの西村勇の幼馴染・デブスマネージャーについても語る。
ブスを救いなく描く女性作家の作品を紹介。執着が悪だとしたら、一人しか選べない恋愛って、実はとても難しく、場合によっては人を不幸にしているのかも?ブス=恋愛できないというコンプレックスが不幸を招く。
オタク女子(腐女子)に喧嘩を売っているような内容の『恋愛小説』。オタクに対しての気持ち悪さだけがしつこく描かれ、オタクが傷ついている様子が一切ない。オタクへの侮蔑を正当化するある種のイジメ小説だった。
ヤマトのファンだったけど何か気恥ずかしい。「巨人の星」と同じ臭いが。一方ガンダムは気恥ずかしくない。その差は何だろう?エヴァンゲリオンについてはゲンドウの最低さを語る。
感動系と言われる作品って結構エグかったり、気持ち悪かったり。それが『私の中のあなた』。実話がもとになった三船美佳主演・女子生徒も丸坊主となる『フレンドシップ』についても語る。
小説が映像化された作品になると違和感あったりする。『精霊の守り人』のバルサ、『野ブタをプロデュース』の野ブタなど。主役級は美人やイケメンばかりの映像作品になんだかなあ。
「とある飛空士への夜想曲」「獣の奏者」ジブリアニメ「風立ちぬ」との比較。風立ちぬがつまらない理由、主人公・酷い男はどっち?ベジータ風の千々石VS淡々な堀越。獣の奏者のエリンとどっちがキャラとして魅力があるか?などなど語ります。
創作側の視点から『永遠のゼロ』のラノベ版と言われる『とある飛空士への夜想曲』について語る。主人公・千々石にドラゴンボールのベジータを見た気がするぜ。