クリエイター・作家志望の人、必見!参考になる創作関連記事を紹介
↓まず物語の存在意義を説く高須賀医師の記事紹介。
↓物語作るなら頭に入れておこう。
ハリウッド式、感情を動かす3つの狙い所。
— 東妻 / ダメ出されコピーライター (@azuma_writing) October 15, 2018
■ 共感
キャラクターの感情を「わかる」こと。彼らの感情を追体験して、心が動く。
■ 好奇心
新しい知識を「知りたい!」という感情。新しい知識に興奮する。
■ 理屈抜き
生理的に反応してしまう感情。猫をかわいいと感じるような抗い難い感情。
↓文章を操るクリエイターの基本となるツイート紹介。
最初の1文は、2文目を読ませるために書く。
— 東妻 / ダメ出されコピーライター (@azuma_writing) October 13, 2018
2文目は、3文目のため。
3文目は、4文目のために。
すべての文が役割を果たして初めて、書いた文章を読んでいただける。何かを伝えられる。
すべての文に意味があるのが『文章』
「書いたら読んでもらえる」と勘違いしてた自分に、伝えてあげたいコト。
↓クリエイターにはユーモアも必要だよなあ。
客「デスノートってあります?」
— 七瀬 (@na7000) 2017年9月22日
私「漫画ですか?」
客「いや、漫画じゃなくて…」
私(漫画じゃないデスノートってなんだ…?)
客「あの…自分の死んだ後のこととか書くやつ…」
私「エンディングノートですか…?」
客「それ!!!」
惜しいようで惜しくない#書店員本日のお問い合わせ
では本題――参考になった記事や考えさせられたプロ作家さんの言葉を紹介。
目次じゃ!
面白くない物語の作り方
「面白くない物語の指標」この中から10個程度あたると話がつまらないらしい。
— しにがみ (@K_rainhalt_2003) 2017年8月19日
面白くない物語の作り方2 https://t.co/nkneo0jHPX @pikoyamapikozoさんから pic.twitter.com/AXUo0BbaC3
作家・三秋縋の言葉
「綺麗なものを作るのは世界に対する一種の復讐だ」
……なるほど、幻想と思える美しい物語を作ることって、このゲスい世の中に対する復讐になるのかもなあ。
自分の場合、きれいごとは非現実的だとして白けるタイプなので、作る物語もついついゲスかったり、現実以上に汚く醜く悲惨に描いたりすることもけっこうあったりする。
現実が厳しくてえげつないからこそ、物語の世界くらいは夢や理想があってもいいよなあ。
現実と闘いたい奴は戦えばいいし、逃げたい奴は逃げればいいと思う。どっちの生き方もリスクあるし、幸せになるか不幸になるかはわからん。
物語にどれくらい夢や理想や救いを入れるか……これも作り手によって違うんだろうな。
「さすが~」と思った三秋氏の言葉集
夏がもたらすあのやるせなさの正体は、あちこちに転がっている幸せの欠片を眺めているうちに、かつてそこにあった(かもしれなかった)自分自身の幸せの残骸を発見してしまい、失われた可能性に思いを馳せたときに生じる、「人生というのは本来もっと豊かなものだったんだ」という感覚なんじゃないか。
— 三秋 縋 (@everb1ue) 2017年7月5日
古い記憶が蓄積されるほど、遠い未来を予測できるようになるほど、知覚できる時間の幅は広がり、「今この瞬間」の重みは失われ、すべては繰り返しか予定調和にしか感じられなくなり、認識は死に、何もかもが確認作業に過ぎなくなる。年をとることの真の恐ろしさは、ここにあるんじゃないかと僕は思う。
— 三秋 縋 (@everb1ue) 2017年6月3日
人の悩みや愚痴を聞くたびに思うのだけれど、「願いを叶えられるほど資質に恵まれていないが、かといって願いを諦められるほど資質に欠けてもいない、希望と絶望の境界線上でふらふらしている人々」の悩みっぷりはすさまじい。0%の希望を残酷な優しさとするなら、0.01%の希望は優しい残酷さだ。
— 三秋 縋 (@everb1ue) 2017年3月19日
色んなメディアによって歪んだ理想を植えつけられた僕たちは、「得る」というよりは「取り戻す」という感覚で幸福を追い求めている気がする。はじめに「欠けた存在」としての自分があり、それを「あるべき姿」に近づけていく。何も知らなければゼロから出発できるが、僕らはマイナスから出発するのだ。
— 三秋 縋 (@everb1ue) 2016年11月12日
思春期の頃、大人げない悩みを代弁してくれるミュージシャンや作家だけが味方だった。でも彼らは社会に認められるにつれ、その手の悩みを解決済の問題として語るようになっていった。頼むから誰か一人くらい大人げないことを言い続けてくれ、と思ったものだ。あなたの口から説教などききたくない、と。
— 三秋 縋 (@everb1ue) 2017年9月17日
実際、「思い通りの人生」と「冴えない現状」との距離って、寿命の大半を犠牲にでもしないと埋まらないと思う。一生気の合う友人と出会えない人生、どれだけ努力しても平均レベルにさえ達しない才能、いくら成功を重ねても一向に自分を好きになれない性格、そんなものがありふれている世界なのだから。
— 三秋 縋 (@everb1ue) 2016年10月23日
うん、やっぱプロの作家さんは言葉選びが素晴らしいよなあ。ワシも言葉の表現というものをちゃんと考えてみたくなった。
おすすめ三秋縋氏の作品

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漫画家・藤子不二雄の言葉
まずこの記事を紹介。
『長編小説を書くための3つの道具』
『文章を「書ける人」と「書けない人」のちがい』
この中にあった「藤子不二雄」の言葉に共感した。
「殻に閉じこもっている落ちこぼれの漫画を読みたい」
よく「人生経験の乏しい人間は作家に向かない」と言われるけど、「そうではない」と藤子先生。
外を飛び回りいろんな経験をし遊んでいる人間ってある種の勝ち組だよね。ワシにとっても、そういう人はあこがれはするが、遠い存在だ。
そんな遠い存在の人間の物語など他人事。
世間が良しとする価値観から外れた人間の話。できればそんな人が救われる話……今、ワシが読みたいのはそんな物語だ。んで、自分が書きたいテーマでもある。
劣等感と上手くつきあっていければいいけど、そんな簡単なことじゃないしなあ。そんなことを考えさせられてしまった。
ハヤシの短編連作物語「これも何かの縁」
そこでハヤシの作品を紹介。劣等感に苛まれつつも、何とか折り合いをつけて生きていくお話が多いです。各物語をリンクさせている目次ページはこちら↓
※ほか創作について語った記事↓
※ハヤシのマンガ話が載っている記事↓
小学館コミックオンデマンドで発売中
