これも何かの縁

ピアノとマンガの道を歩んできたハヤシのエッセイ・イラスト・物語集

物語『これも何かの縁』第二部

それぞれの道⑦四条カップル―この縁が続きますように

短編連作物語「これ縁」とりあえず終了。以下本文。

それぞれの道⑥沢田文雄―世間のランクと縁を切る

連作短編物語「これ縁」、コンプレックスまみれだったオタク漫画家・沢田文雄の最終話。以下本文。

それぞれの道⑤郷田浩―ブスとは縁を切りたいのに

短編連作物語「これ縁」フェミニスト福田みすずとバトルしたその後の郷田浩。以下本文。

それぞれの道④福田みすず―クリスマスと縁を切る

短編連作物語「これ縁」フェミニスト福田みすず編最終話。恋愛や結婚の呪いから自由に。以下本文。

それぞれの道③小林和彦―娘のために縁を操る

短編連作物語「これ縁」、小林和江の弟・小林和彦視点からのお話。事情が違う他人の価値観ってなかなか共有できないものだよね。以下本文。

それぞれの道②小林和江―差別と縁を切るのは難しい

短編連作物語「これ縁」小林和江編最終話。以下本文。

それぞれの道①長山春香―漫画の力・未来と縁を結ぶ

以下、本文。

仲良しホッペ―パパのお顔は痛い

四条夫妻の幸せな日常風景。あまりドラマはないけれど。以下本文。 ・・・・・・・・・・

深秋の醜い争い―縁が形を変えていく

差別、偏見から解放されるのは難しい、というお話。世間一般から見たらごく普通な小林家。差別や偏見に満ちている小林和彦だけど、本音では共感する人、多いのでは。 以下、本文。

秋の夜長―孤独死、上等

孤独死より苦痛なものは世間の目=世間の嘲笑。死は世間からおさらばできる永遠の安らぎ。そんなお話。 以下、本文。

祝・お誕生日―恵まれた子と恵まれない子

子は親を選べず、親もどんな子が生まれるかは分からず、人間を誕生させるって、でかい博打。今の時代、子を持つ覚悟が相当に問われそう。 先日、林修のテレビ番組で「高学歴ニートVS橋下徹」にて、あるニートが親に対し「勝手に産んでおいて」云々と「産んだ…

中秋の黒い同窓会―元イジメっ子VS元イジメられっ子

オタク漫画家・沢田文雄、ついに高校時代のイジメっ子と対面。イジメッ子の正体はなんと……。沢田文雄が劣等感から脱却するきっかけとなるお話。 以下、本文。

地蔵盆・子どもを見守るお地蔵さん―虐待疑惑

近所づきあいが苦手の上、育児にお疲れの理沙だが……前回「真夏・孤独と幸福の狭間で」の続き。 以下、本文。

真夏・孤独と幸福の狭間で―育児がこんなに辛いなんて

久々、四条家の話。 たぶん世間一般の価値観でみれば四条夫妻の生き方は『幸せ』にみえる。そんなオーソドックスな幸せ像に対して、第二部『これ縁』では家庭や子を持たない生き方をするだろうキャラたち=小林和江、福田みすず、沢田文雄、長山春香の物語に…

海の日の孤独なる幸せ―社会の爪弾き者

長山春香を専属アシスタントとして雇うことにしたオタク漫画家・沢田文雄。 ――孤独こそ安らぎ。他者がいると警戒しなければいけないから―― 虐められっこ・社会からの爪弾き者として、沢田文雄、長山春香、それぞれの視点から語られる。海の日について雑学あ…

醜い世界―最下層に置かれた漫画家の卵・長山春香の残酷な世界

最下層というよりも圏外に置かれた長山春香。自分もみっともないけど、あの人たちは頭の中がみっともない。残酷で醜いこの世界を思う。 前話「漫画編集者・梅雨のある日」と同時刻の、漫画家の卵・長山春香視点の物語。 『ゾウ』に似た容姿、児童養護施設育…

漫画編集者・梅雨のある日―イクメンなんてクソ食らえ

前話「五月晴れの動物園」と対になる物語です。テーマは『父の日』 福田さりな元夫――漫画編集者であり、沢田文雄の担当でもある浅野仁視点のお話。 ※沢田文雄についてのお話はこちらにて↓ そしてついにあの長山春香も登場し、次話では長山春香が主となります…

五月晴れの動物園―自立できなくてすみません

福田みすずの美人妹・さりなの話。テーマは『母の日』。 娘のえりなと実家でお世話になっている福田さりな――元夫のこと、離婚の事を振り返る。 美という女の武器を手にし、みすずよりはずっと恵まれていると思われたさりなだが…… 自立できないことが、そんな…

風のない日の鯉のぼり―オタク漫画家の生きる道

端午の日。四条静也と理沙の愛息子・涼也の初節句。四条一家、相変わらず幸せそうで何よりである。 さてその一方、和江が出ていった小林家では、和江の従弟・沢田文雄が漫画の仕事に励んでいた。立身出世を願った鯉のぼりに、ふと昔を思い出す文雄。 ――僕は…

桜の葉―フェミニストの逆襲

福田みすずのお見合い編、決着。 フェミニスト魂が炸裂する福田みすずVS郷田浩。この激烈な戦いをご覧あれ。ついに世間の呪いが解ける――みすず編の最終回としてもいいくらいの話じゃ。 ※前回までの「みすず・お見合い編」はこちら↓ では、以下本文。 ・・・…

満開の桜に夢を見る―子のいない女はやっぱり不幸

子どもに夢を持って何が悪い?子どもに期待することは親の押し付けなのか?専業主婦・小林真理子は、娘の恵美子のピアノの才能を伸ばすべく、いろいろと思いを馳せていた。

春のお彼岸・この世も悪くない―結局、お金

お彼岸。お墓参りする四条カップル。そしてアラフォー独身女子・小林和江。お彼岸の雑学満載。そして新キャラ(オタク漫画家・和江の従弟)登場を匂わせる回となりました。

出しっぱなしの雛人形―そこまでして結婚したい?

イケメン郷田浩とお見合いしたみすずは、郷田家を訪ねることに。そこで姑となる母と、妹・薫に会う。当初、郷田の淡々とした事務的な振る舞いに、この縁談は断ろうと思ったみすずだが、郷田の家族とはいい感じに。ここでまた気持ちが揺れまくるみすず。 それ…

ドライなお見合い―寒い打算

正月の縁談話から約1カ月後、イケメン郷田浩とお見合いした福田みすず。だが、郷田の淡々とした事務的な振る舞いに、みすずのフェミズム魂が揺れる。 では、以下本文。 ・・・・・・・・・・

鬼は外・心の中に棲む鬼―周りは鬼だらけ

節分の日。厄を落とそうと、節分の日に豆をまく。「鬼は外」。正月の「男女別年賀状事件」で職場の女性陣から「女性蔑視」だと責め立てられ、彼女たちから距離を置いた四条静也のその後。静也にとって職場の女性たちは鬼? だけど本当は自分の中にも鬼が棲ん…

苦い縁談―イケメンだけど最低ランク

お正月、容姿に劣等感を持つみすずに縁談が持ち込まれた。そのお相手はイケメンだけど条件に難が・・・。29歳みすずのフェミニスト魂が試される。

お金が縁を左右する―敵は親族

アラフォー独身女子・小林和江主任のお話。お金の事で弟夫婦との確執が始まる小林家の正月。和江VS弟の妻・義理の妹=働く独身女VS専業主婦

面倒な年賀状―赤ちゃんの写真入り

年賀状、赤ちゃんの写真付きは女性には微妙な問題をはらむということで、男性のみにしておき、男女別年賀状にしたことが、アダとなり。赤ちゃんの初正月、門松・松湯についてプチ雑学あり。

ご案内☆短編連作物語「これも何かの縁」目次

物語「これも何かの縁」――若夫婦を中心に、日本文化や風習を話題にしながら四季を巡っていく物語。基本コメディ、たまにシリアス。ほのぼのハートフルな話が多め。 テーマは生き方、家族、夫婦、子育て、恋愛・婚活、イジメ、ぼっち、オタク、劣等感、コミュ…