帰る家―戦場・理沙の児童養護施設時代
『人は「失ったもの」には敏感ですが、「手に入れたもの」には鈍感になります』
コンサルタント服部慎也氏のこの言葉に頷かされた。たしかに、手に入れた瞬間は舞い上がるけど、その後は手に入れている状態が『通常』となり、あまり大切にしなくなるよな。
物語『これも何かの縁』の四条静也と理沙の場合、家庭を失い、再びそれを手に入れる。一度『失う』という経験をしているので、彼らなら手に入れたそれをとても注意深く大切に守り続けていくことができるだろう。
ということで、今回は理沙の児童養護施設時代の話。
イジメと暴力の難を逃れるために理沙がしたこととは……。
そして、理沙に暴行を企てた施設の上級生にも辛い過去があった。
今『帰る場所』を手に入れた理沙は何を思う。
前々回の『封印された過去』と対になるお話です。『封印された過去』ほどダークではないのでご安心を。
※静也の過酷な施設時代の話はこちら↓では、以下本文。
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続きを読む『進撃の巨人』追記・110話のジークとリヴァイのモテ談義☆進撃髪形・刈り上げ考☆RedSwan考察・アニメOPピアノ演奏動画紹介
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進撃の巨人アニメ1期2期ダイジェスト版も紹介しておこう。ほんとドラマチックでカッコいいの。いや最初は「あの人もこの人も巨人」と「まるで巨人のバーゲンセール」「ドラゴンボールのスーパーサイヤ人みたい」とツッコミ入れたくなったが、その後の話を見れば納得。
ところでリヴァイのイラスト、ファイナルファンタジー天野喜孝調のものを見かけて、ふと思った。フィギュアスケートの羽生結弦選手とリヴァイって似ている? ああ『紅蓮の弓矢』で舞ってほしいものよの~。
……っと、そろそろ本題に入ろう。
↑『ミカサの頭痛』について追記していたら記事があまりに長くなってしまった……
ので『進撃記事』を増やすことにした。こちらでは、アニメ3期OP『Red Swan』から『進撃の巨人』のテーマ・未来への暗示を読み解き、『Red Swan』『紅蓮の弓矢』『自由の翼』『心臓を捧げよ』のピアノアレンジ動画を紹介。そして『進撃キャラの髪形・刈り上げ』『進撃キャラのモテ』について語る。
※『進撃の髪形・刈り上げ考』を追記したらPVが上がった。そうか、やはり『刈り上げ』が気になる人は多いのか。それほどに『刈り上げ』は……何というか、特別感がある髪形なのかもしれない。実行するには、ちょっと勇気がいる髪形であり――見る側としては、じっくり観察したい、そして触ってみたい――そう、刈り上げには人を惹きつける何かがある。追記扱いではあったが、こちらを主にするかの~。『モテ談義』もそこそこの人気。そっか……やっぱピアノなんて興味ないよなあ。そうだよなあ。
目次じゃ!
続きを読む月見に思う丸いお腹―中秋の名月・専業主婦はダメ?☆人の生き方に口出ししてはいけない
今回の物語のテーマは――『他人に無関心、これが平和に生きるコツ』
静也の職場では『専業主婦VS働くママ』会議となり、女性陣にやり込まれそうになる静也。
でもよくよく考えてみれば――何を熱くなっていたんだろう、女の生き方なんてどうでもいいことなのに――そう、静也には関係のないことだ。適当に受け流すが得。
……いやあ、実はワシもリアル世界で人様の生き方に口出しし、熱くなってしまい失敗してしまった。
こんなことがあった。
突然「会おうよ」と連絡してきた20年近く会っていない年賀状のやりとりのみだった音大時代の友人。どこか違和感があり、探ってみたら、案の定、健康を謳った高額化粧品のマルチ・セールス。
もう一人、会う予定に組まれていた友人もすでにはまっている様子。
その化粧品会社、ネットで調べたら悪評もけっこうある。「やめたほうがいい」と忠告して、やり取りしたんだけど結局、お互い後味悪く終わった。ま、ワシも熱くなってしまい、かなりキツイ物言いをしてしまった。
でも相手にしてみれば、ワシの忠告は余計なお世話・おせっかい。判断力があるいい大人が忠告を受ける謂れはない。
その友人は過去に大病をしたことがあり、弱みにつけ込まれているとワシは思ったが、友人にしてみれば「大病したことは過去のことであり、弱みではない」とのことで、「弱みと思うハヤシさんのほうが失礼だ」「謝ってほしい」「自分はこれが良いと判断している」と言われてしまった。
うむ、確かにそうだ。その通りだ。
人の生き方に口出すものではない。『関わらない』が正解。
ま、とにかく――身内が宗教やマルチにはまると困るけど、友人知人なら縁を切れば済む話。自分に害が及ぶなら別だけど、人の生き方に口を出すのは傲慢なことだ。
正義感って所詮、自己満足、自分勝手なもの。
正直言うと、マルチにはまった友人に忠告している自分に酔っていたところあった。救いたいというとても驕っている気持ちもあった。
ハヤシ、何様? 思い上がりも甚だしい。今思うと恥ずかし~。
なので、その友人らには謝罪をし、自分はマルチ・化粧品に一切、興味がないことを伝え、さようならをした。もう連絡することはないだろう。
※ちなみに『これ縁』の理沙も化粧品は安い乳液で保湿する程度。あとは紫外線に気をつければいい。役所勤めなのでメイクは口紅塗る程度ですむ。健康を思うなら、食品に金をかけたほうがずっといい。
それにマルチにはまったからといって、必ずしも不幸になるとは断言できない。ごく少数だが成功者もいるだろう。
※ちなみに売るべき商品がないマルチは違法だが、商品が存在するマルチは合法だ。
就職せずにプロブロガーになる若者も同様だ。100人に1人か、1000人に1人かは分からんが成功者はいる。で、成功しなくても不幸になるとは限らないのだ。
「宗教やマルチはやめたほうがいい」「就職もしないでプロブロガーになるのはやめたほうがいい」というのは、「結婚したほうがいい」「子どもを持った方がいい」「恋愛したほうがいい」という忠告と同じかもしれない。
「マルチはやめたほうがいい」との忠告は間違っていた。ハヤシ、大反省。
ま、日頃の交流がないのに突然、久しぶりに会おうと積極的に連絡してくる友人知人には要注意じゃ。
マルいお月様・マルい文鳥は好きだけど、マルチは嫌い。
おっと前置きが長くなった。では、以下本文。中秋の名月・お月見の由来、歴史など雑学満載でお届けします。
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続きを読む体操漫画紹介☆内村選手のわき毛にドラマを見る
塚原光雄・千恵子夫妻のパワハラ問題で日本体操界が揺れている。テレビのワイドショーでは連日、人民裁判の様相。そんな中、速見コーチの宮川紗江選手への平手打ち暴行映像がテレビで流されて――
塚原光雄・千恵子夫妻のパワハラのほうが速見コーチの暴力より罪が重いのか?――要するに「速見コーチを復帰させるのに、塚原夫妻は体操界から追放するのか?」といった話題も沸騰。
速見コーチの暴力を受け入れて許し、速見コーチと五輪を目指したいという宮川選手。その暴力コーチの処分をした塚原氏側。正しいのはどっち?
私は18歳の少女が彼氏からDVを受けていたら「その彼氏とは別れた方がイイよ」言いでしょう、
— 肥後敏信 (@nTvK1wo3iruWkFc) August 30, 2018
少女が「暴力をふるう時は私がイケない事したから、普段はとても優しく私を成長させてくれるの」と言ったら私は「暴力無しでも人を愛する事は出来るよ」と言うでしょう!
さぁ!体操の宮川選手の話しましょう
とにかく体操界が熱い。そこで体操に因んだ話題を語る。
目次じゃ!
続きを読む文鳥と栗の節句―ふっくら・ぷっくり・もっこり
巷では「恋愛=不安定な関係でいるより、家庭をつくりたい」「面倒な恋愛をすっとばして結婚したい」「結婚につながらない恋愛は無意味・無駄」「恋活より婚活」という人も意外と多いと聞く。
不安定な関係よりも安定的な関係を好み、安心安全な環境を早めに手に入れたい――うむ、四条静也・理沙もまさにこれ。もち、安定的な人間関係が『幸福』につながるとは限らないけれどね(簡単に縁を切ることができない関係は軋轢を生み『不幸』を呼び込むこともある)
二人の結婚生活が上手く行っているのは、同じ歳、同じ職場で給料も同格。学歴も同格だからだろう。対等意識が自然に身に着いていて、話題も合いやすい。
児童養護施設育ちであることから、家事のやり方もほぼ同じ(施設で教わる)、金銭感覚も同じ。価値観・考え方が似ているので、衝突が起きにくい。妥協点が見つかりやすい。
そう、育ちが似ているというのも大きい。これってやっぱり『縁』。努力によって叶えられる出会いではない。
ということで、今回は二人の結婚時の思い出話と、文鳥を飼うことになったお話です。
文鳥のこと、重陽の節句=別名、栗の節句・菊の節句関連など雑学満載。
劇中に登場する『シーチキンと玉ねぎのマヨネーズ和えトースト』美味しいよ、お試しあれ。
https://twitter.com/vanilla256/status/922798963261972481
↑『ふっくら』と『ぷっくり』もたぶんこんな感じ。
あんこたっぷりで美味しかった pic.twitter.com/mhjKHyD5OH
— 胡麻@スタンプもあるでよ (@gomanoki) July 7, 2019
では、以下本文。
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続きを読む進撃の巨人・結末予想「今までの残酷な歴史=記憶を二千年後の君へ」☆ミカサの頭痛・エレンのキャラ考察
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……話を進めよう。
『進撃の巨人』結局、人間と人間の戦い(戦争)になってしまったようじゃの。
なんといっても――主人公らが罪のない民間人を巻き込み躊躇なく殺害するシーンに、少年漫画もついにここまで来たか、担当編集者・編集部もよくこの展開を許したな、と少々驚いてもいる。
となると結末はハッピーな要素ってほとんどなく、主人公らにとって救いのないものになるのかも……まさに「世界は残酷じゃの~」と思いつつ、どんな結末・最終回になるのか、自分の願望を混ぜて想像してみた。
※今現在、連載されている原作漫画『進撃の巨人』を知らない人には「?」な内容です。なお、アニメOPからの考察、ピアノアレンジ演奏について、進撃キャラの髪形についての記事はこちらにて↓
目次じゃ!
- 『進撃の巨人』結末(最終回)予想考察
- 結末予想1・座標の力・全ての巨人の力を封じて未来を救う
- 結末(最終話)まで生存しているキャラ予想
- 結末予想2・ループ説考察
- 余談集
- 余談1 ミカサ他、戦闘系物語の女戦士を語る
- 余談2 ミカサの頭痛について
- 余談3 エレン・キャラ考察
- 余談4 昔のバッドエンド漫画
お盆の過ごし方☆お盆関連雑学満載!
理沙のお腹も大きくなり、15日16日休みをとることにしたものの、いつものごとく家で地味に過ごす予定の四条カップル。
彼らのお盆休みの計画とは――お盆の由来、歴史、雑学満載でお送りします。
では、以下本文。
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続きを読む七夕への願い
マタハラをするのは独身女性が多い? まあ男性がやってしまうと今の時代、非難轟々、セクハラと同じ扱いとなり、悪けりゃ左遷、いやいや仕事を失うことにもなるリスクもあったりして。
けれど同じ女性同士だと、加害する女性に対し、世間はそう無闇に攻撃できない?
ということで今回はアラフォー独身女・小林和江が主人公。
そう、番外編「お彼岸―アラフォー女子の幸せ」および本編8編目「悩ましき桃の節句」に登場し――妊娠した理沙へマタハラを行ったとして、その夫である静也からも嫌悪されている小林主任だ。
しかし彼女には彼女なりの思いがあるのだった。
実際、産休育休をとる女性の分の仕事を負担する人たちの本音はどうなのだろう。もちろん人員を補充してくれればいいけど、産休育休の女性が職場に戻ってきたら「辞めてください」ってわけにはいかないので、大方の職場は補充はできないんだろうな。
では、以下本文。
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続きを読む生涯無子率・未婚率上昇☆今や家族はリスク・重犯罪者を身内から出したら人生終わり
追記(2019年6月20日)
農水省者官僚事務次官・熊澤氏が「他人を殺す前に自分の手で」と家庭内暴力で粗暴なふるまいをしていたゲーム三昧の引きこもりの息子を殺害し逮捕された事件(同情の声が集まり、他人を傷つける前に息子を始末した父親に共感する人が、橋下徹氏はじめ多く見受けられた)や、関西テレビ常務・飯森氏の息子が警察官を襲い拳銃を強奪した件で飯森氏は退任、勝ち組人生を歩んでいた人たちも、子どものことで人生が暗転する話が続き、子を持つリスクを真面目に考える人が多くなった感がする今日この頃である。
では、ここから本文
家族や周囲からの愛や承認を得られず、劣等感を募らせ、それが社会への異常な憎悪へとつながる――それが引き金となって起きるのだろう『無差別殺傷事件』から、家族を持つことのリスク、子を持たない人・結婚しない人が増加していることについて、より良く生きるにはどうしたらいいのか、考えてみた。
目次じゃ!
- 家族を持つのは高リスク?
- 犯罪者を育てた親の責任
- 毒親
- 生涯無子率
- 生涯未婚率上昇
- ネガティブ結婚イメージ
- 家族は助けてくれない?
- 不幸を回避するには
- 『幸せ』ではなく『やりがい、楽しさ、心地よさ』を求めよう
- ノーリスクはありえない・リスクを考えて選択するしかない