これも何かの縁

ピアノとマンガの道を歩んできたハヤシのエッセイ・イラスト・物語集

女は犬・オタキング岡田斗司夫の愛人騒動☆本当の敵

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オタクの神様・オタキングこと岡田斗司夫氏のぶっとんだ女性観について話題にする。でもよくよく考えたら岡田斗司夫氏だけが飛び抜けて酷いわけではなく、もっと酷い男はたくさんいることも紹介していこう。

目次じゃ!

恋愛よりも友情

恋愛離れ

まずは岡田氏の「若者の恋愛離れ」について書かれたブログ記事を紹介。

――恋愛関係よりも仲間・友情関係でいたほうが心地よい。

たしかに、仕事などで目的を共にする場合、男性も女性も関係なく、気持ちを分かち合え、とても楽しいし、『恋愛』より仲間意識でつながる『友情』の方が人間的で素晴らしいものに感じてしまう。

うん、仲間でいるほうが、男性は女性を人間扱いしてくれるような気がする。いや、仕事関係、友だち関係でも『モノ扱い』されることはあるだろうけれど、恋愛関係ほどではない気がする……。

モテを目指す男性は女性を信用・信頼していないようだ。まあ、男性をATM扱いしたりする女性もいるので仕方ない。

そう、恋愛相手として選ぶ場合、お互いに品定め。そこで、どうしても『モノ扱い』的な要素が入ってしまうのかもしれない。

で、この『岡田斗司夫氏の愛人騒動』では、岡田氏は女性は『モノ扱い』どころか『犬扱い』していたようで――ちょっとぶっとんでいた。

岡田斗司夫のぶっとび女性観

岡田斗司夫の愛人騒動

岡田氏の愛人騒動事件、世間を賑わせたのは2015年1月~3月のこと。

↑このサイトには以前、岡田氏の愛人にさせられそうになったという女性漫画家の暴露漫画や、ほか岡田氏による問題発言がいろいろと載っていたのだが、そういった情報は今現在は削除されている。

そこで、削除される前の記事の内容が事実だったと仮定して、ワシの感想を述べていくことにしよう。(元記事の内容にはきちんとソースが示されており、おそらく事実だろうと考えられる)

当時、岡田氏は、惚れたはれたの恋愛ではなく、気に入った女性を効率よくゲットし、エッチゲームを楽しんでいた様だ。

ただし、レイプではない。
エッチするかしないか、最終的には相手の女性に選ばせているから。

こはちゃんと岡田氏、考えていたんだな。
数多くの女性を狙っているので、無理やりに犯すことはしない。(やったら犯罪だし)

自分の市場価値、相手の市場価値を見て、品定め。
何と何を交換するかは人それぞれ。ギブ&テイク。
そこに一切『情』は絡まない。

体を差し出すのかどうか、女の子が選ぶ。

まあ、正常な判断ができそうもなく心が弱っている女性または自尊心が低い女性はOKしてしまうのかもしれない。

そこはやはり問題だとは思うものの、最終的に女性のほうが決断しているのだから『被害者』にはなりえない。

女は便利な優良物件であってほしい

岡田氏はモノにした女性たちをA、B、Cとあれこれランク付け。

Aクラスは優良物件とし、手間も金もある程度かける。
Cクラスは、手間も金もかけないで機会があればセックスするけど、基本的に存在をも忘れるような、どうでもいい女。便利屋さん。
こうして愛人を『物件扱い』して格付け、仲間内で愛人のヌード写真を共有していた。

ま、恋愛工学生やナンパ師も標的となる女のランク付けしていたし、はあちゅうさんも男性に対しやっていた。恋愛活動する人の多くはこうしたことをやっているのだろう。

またCクラス=ブスを便利屋さんとして利用することは、高須クリニック高須克弥氏も医学生時代やっていた。その上、ドライブしようとブスを誘い、途中で置いて逃げる遊びを満喫していたようだ。岡田氏はそこまで意地悪いことはしてなかっただろう。

『夢をかなえるゾウ』の水野敬也氏も「ブスは肉便器としてセックスの練習台に使え」と恋愛指南書『LOVE理論』で男性たちに説き、自身の初体験の相手の女性の体がどれだけ醜く気持ち悪かったかを面白おかしく著書に書いている。

女は犬・BBAはいらない

とまあ、女を物件扱いしていた岡田氏だが、「女は犬」とも見ており、「犬は愛情を持って訓練しないといけませんよね」と語っていた。要するに、岡田氏にとって女は人間ではないのだ。

「若い子は騙して抱いて終わったら捨てろというのが僕の中の法則」と岡田氏は発言しており、こんな考えを持っていたようだ。

「23までが賞味期限で、28までが消費期限」

ちなみに岡田氏の愛人の平均年齢は23歳だとか。

ま、28歳以上はBBAで女として価値なしということで、岡田氏にとっての若い子とは10代の子のことを言うのだろう。おおむね、世間の男性らの価値観と変わりない。

石原慎太郎都知事などは「更年期以降の女は価値なし、社会にとって有害なだけ」と『ババア有害論』を唱えていたしね。(後に取り消したようだが、石原氏の本音なのだろう)

また、4000人の美女を抱いたという紀州ドンファン・野崎幸助氏も若い女が好きで、76歳の時に21歳の女性と結婚され、3カ月後に不審死を遂げられ、伝説となった。(享年77歳)

女を愛することはない

さてさて、そうやってたくさんの女をモノにしていた岡田氏は漫画『サラリーマン金太郎』の『女性に対するあるセリフ』に共感したらしい。

「男には愛情はない。あるのは所有欲と責任感だけだ」

おお~「女と恋愛するのに愛は必要ない」と説いていた藤沢数希氏と、その言葉に頷く恋愛工学生たちに似ているの~。いや、恋愛工学のほうは『責任感』すらないので、まだ岡田氏のほうがいいかも? 

ほかにも、岡田氏はこんな名言を残されている。

「100人の女の子とつきあえば、そのうちの4人くらいは理想の女が現れる」

「男はね、理想の女というと金がかからない、手間がかからない、もう、月にキュウリ1本で食っていくような女。ようするに実用品。電気代が安くて、カサ張らなくて、家電みたいな女がいい。性能がよくて、友達にも自慢できて」

「元々女性の内面に惹かれる男はいないんだよ。男心に男が惚れてはあるけど、女心に男が惚れてなんて言葉はないんだよ」

「俺の中ではブレがない。僕だけが人類で、他(の人間)は犬、虫というのが僕の人生観。犬は可愛がって訓練しないといけない」

うむ、山本寛氏の「オタクは虫けら」発言を思い出すぜ。人間扱いされないのは女だけではない、オタクもだ。

凄まじい自己愛

さらに岡田氏はこんなことまで言っていた。

「結局、俺は俺しか好きじゃないし、ほら、前から言ってるじゃん。あの、俺は俺以外の人間がすべて犬とか、あの、虫に見えるっていうのが僕の人生観。だから、彼女が何人いようがそれは関係ないじゃん。俺以外にこの世界に人間いないんだから。僕だけが人類で、他の人みんな犬なんだからっていうのが、僕の本当に素直な子供のころからの世界観なの」

※出典 ニコ生マクガイヤーゼミ 第1回「岡田斗司夫の光と影」(http://live.nicovideo.jp/gate/lv209010395

好きなのは自分だけであり、女性だけでなく、周りのすべての人たちも人間扱いする気はない岡田氏、だから周囲の人間が離れていき、あれだけ嫌われてしまったのか。

一般人の方はこのようなコメントをしていた。
「(岡田さんは)人間関係や家族観は『貨幣とそのサービスの交換関係』の視点しかないのです。
彼にとっての人間関係には情や愛がなく、金銭のやり取りとそれによって得られる代償にしか関心が無いのです」

ほか、漫画家・小林よしのり氏、作家・田中康夫氏、編集者・竹熊健太郎氏、芸能人・伊集院光、ほか業界人の反応も容赦ない嫌悪感を表していたっけ。(現在、削除されているので、ソースを示せないが)

ガイナックスで仲間だったはずの庵野秀明氏とは絶縁状態。

高須クリニックの高須氏も岡田氏に激怒していた。なんだか、高須氏との約束をすっぽかし、また高須氏の恋人・漫画家の西原理恵子氏を「ビッチ」と呼んだという。

ありゃま、岡田氏ったら自分はあれだけエッチしまくりなのに、西原理恵子氏をビッチ呼ばわりとは……。
とりあえず謝罪したらしいが、その謝罪も真剣さはなかったようだ。

でもさ「ビッチ」と呼ぶくらいいいじゃない、西原理恵子氏にしてみれば痛くもかゆくもないだろうし。今どきの女子はむしろ「ビッチ」と言われるほうが嬉しいかも。少なくとも「処女」「ブス」と哂われるよりは。

「ビッチ」は多くの男から体を求められたということでもあるし、むしろ「ビッチ」は褒め言葉かもしれない。

それよりも医学生時代の高須先生のほうがよほど酷いことをしていたのだ。ドライブ誘っておきながら途中の道路に置いていかれたブスの女の子は困ったことだろう。

劣等感

とまあ、岡田氏は周囲の人間をモノ扱い・犬扱いしながら、よくあそこまでのし上がれたなとは思うが……最終的には社会的信用を失い、仕事も失っていくのだろうか。それとも、そんなことモノともせず、これからも活躍していくのか。(岡田氏のアニメ漫画作品解説動画、面白いぜ)

いやあ、昔、岡田氏が出演していたNHKマンガ夜話』見ていた時は、まさかこんな人だったとは思いもしなかったけど。
(穏やかで明るい楽しい人というイメージだった……いやあ、分からんものだな、人間って)

けど、自分だけが人間で、周りは犬か虫、って……そんな自信、どこから出てくるんだろ?
いや、劣等感の裏返しか? 周りは犬だ、虫だと思わなければ、自尊心が保てないほどに、劣等感が肥大していたのかもしれない?

そう、一般世間様のオタクへの評価は、本音の部分では『気持ち悪いゴキブリ』扱いだから「劣等感を持つな」というほうが無理だ。

けど愛人の数が半端ではなかった岡田氏、いちおうモテていたんだな。さすがオタキング

ま、それはともかくオタクはやっぱり歪んでいる? ということで――
「オタクは滅びてくれていい」と言う上野千鶴子先生に完敗じゃ~。くやしいの~、くやしいの~。

ただ、上野千鶴子氏や一般人が抱くオタク像からは、オタキング岡田氏はかけ離れているかもね。
岡田氏は『彼女』が絶えたことはないというし、3次元の生身の女をこれだけ食っていたのだから=モテていたのだから。
(世間でのモテの定義は、とりあえず『素人女とのエッチ数が多いこと』だろう)

本当の敵

普通の平凡な女は、とにかく自衛しようぞ。
劣等感をこじらせた人に近づくな。関わってはいけない。
周りから見て成功者だったとしても、本人の心の中の劣等感は別じゃ。

それは何も岡田斗司夫氏に限ったことではない。上で話題にした殿方たちも同様。

劣等感をこじらせた人間は、他者を人間扱いせず、平気で軽んじ、傷つけてくる――それほどに劣等感とは厄介なものなのじゃ。

けれど敵は――『モテのためなら手段を選ばない男』ではなく、劣等感を肥大させるように仕向ける世間様・マスメディア様が一番の敵だと、ワシは思っておる。

進撃の巨人』では『(エルディア人の)敵は世界』だったが、我々の敵は劣等感を植え付けてくる世間様じゃ。進撃世界といい、現実世界といい、敵はとてつもなく厄介。食われないようにしないとね。

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