これも何かの縁

ピアノとマンガの道を歩んできたハヤシのエッセイ・イラスト・物語集

それぞれの道④福田みすず―クリスマスと縁を切る

短編連作物語「これ縁」フェミニスト福田みすず編最終話。恋愛や結婚の呪いから自由に。以下本文。

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それぞれの道③小林和彦―娘のために縁を操る

短編連作物語「これ縁」、小林和江の弟・小林和彦視点からのお話。事情が違う他人の価値観ってなかなか共有できないものだよね。以下本文。

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深秋の醜い争い―縁が形を変えていく

差別、偏見から解放されるのは難しい、というお話。世間一般から見たらごく普通な小林家。差別や偏見に満ちている小林和彦だけど、本音では共感する人、多いのでは。

以下、本文。

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祝・お誕生日―恵まれた子と恵まれない子

子は親を選べず、親もどんな子が生まれるかは分からず、人間を誕生させるって、でかい博打。今の時代、子を持つ覚悟が相当に問われそう。

先日、林修のテレビ番組で「高学歴ニートVS橋下徹」にて、あるニートが親に対し「勝手に産んでおいて」云々と「産んだ責任とれよ」「親への感謝なんて強制するな」と言いたげなセリフを吐いていたっけ。本人に了解をとりようがなく、強制的にこの世に生まれさせるなんて酷。ま、そう思っている人は子を持たないだろうし、無責任に子をつくる人が少なくなるのはいいことだと思う。生まれたことを呪う=生きづらい人はたくさんいるのだろうな。

そんなことを考えつつ、以下、本文。

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中秋の黒い同窓会―元イジメっ子VS元イジメられっ子

オタク漫画家・沢田文雄、ついに高校時代のイジメっ子と対面。イジメッ子の正体はなんと……。沢田文雄が劣等感から脱却するきっかけとなるお話。

以下、本文。

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地蔵盆・子どもを見守るお地蔵さん―虐待疑惑

近所づきあいが苦手の上、育児にお疲れの理沙だが……前回「真夏・孤独と幸福の狭間で」の続き。

以下、本文。

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真夏・孤独と幸福の狭間で―育児がこんなに辛いなんて

久々、四条家の話。

たぶん世間一般の価値観でみれば四条夫妻の生き方は『幸せ』にみえる。そんなオーソドックスな幸せ像に対して、第二部『これ縁』では家庭や子を持たない生き方をするだろうキャラたち=小林和江、福田みすず、沢田文雄、長山春香の物語に重きを置いている。彼らとの対比キャラとして四条夫妻は存在しているのかもしれない。第一部では主人公だった四条夫妻だったけれど。

以下、本文。

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海の日の孤独なる幸せ―社会の爪弾き者

長山春香を専属アシスタントとして雇うことにしたオタク漫画家・沢田文雄。

――孤独こそ安らぎ。他者がいると警戒しなければいけないから――

虐められっこ・社会からの爪弾き者として、沢田文雄、長山春香、それぞれの視点から語られる。
海の日について雑学あり。

以下、本文。

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