オタクは子どもをもってはいけません☆名言!上野千鶴子のナチス思想
前記事で「オタクは虫けら」だとするアニメ監督・山本寛氏のことを話題にした。
そう、堂々とオタクヘイトをする著名人はけっこういるのだ。今回もそのことについて語ろう。不快な表現となる皮肉・毒舌、お許しを。
目次じゃ!
偽善者によるオタク差別
フェミニスト上野千鶴子氏のオタクヘイト
「ヘイトを許さない」と反差別を訴えるフェミニスト・上野千鶴子氏は以前、このような発言(著書「バックラッシュ」でのインタビュー)をされていた。
(恋愛弱者系/オタク系の男性について)ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい。そうすれば、ノイズ嫌いでめんどうくさがりやの男を、再生産しないですみますから。
ただし、そうなった場合、彼らの老後が不良債権化するかもしれませんね。ところが、彼らが間違って子どもをつくったらたいへんです。子どもって、コントロールできないノイズだから。ノイズ嫌いの親のもとに生まれてきた子どもにとっては受難ですよ。そう考えてみると、少子化はぜんぜんOKだと思います。(434頁)
――ということで、オタクよ、共に平和に滅びていこうぞ。
これからは非出生主義・反出生主義(=子孫を残さない主義)じゃ。
オタク気質のワシも、自分のオタク遺伝子を滅ぼすぜ。
そう、上野千鶴子氏の言うとおり、ワシの遺伝子を受け継いだ子は社会の迷惑・害悪となり、きっと不良債権化してしまうだろう。
いやあ、上野千鶴子氏、見直したぞ。そこいらの『きれいごと』を並べるリべサヨとは違う、世間の本音をズバッと言ってくれた。
「社会にとってマイナスな人間は子孫を残さず平和に滅びていけばいい」と優生思想的発言♪
ところで、これってオタクだけに限らないよね?
社会のお荷物となり『不良債権化』するのはオタクだけじゃないよね?
「生活保護受給者や障碍者を含め、子孫を残さず、平和に滅びていけばいい=淘汰されていけばいい」と受け取っていいんだよね?
「オタクだけ」というのは差別ですよ~♪
いかにもオタクだけが社会の害悪・お荷物のように言っているけど、オタクの多くはとりあえず、国や公の支援は受けずに生活している。
対して生活保護受給者や障碍者は?
ちなみに性犯罪者は、オタクに限らず、大学生たちの集団強姦事件を見ても分かるように、リア充を求めるヤリチン肉食系のほうが多いように見受けらる。
それでも、オタクだけが性犯罪者予備軍???
ま、一般の人たちも本音では、上野千鶴子氏と同じことを思っていそうだね。
気持ち悪くて嫌いなオタクだけは目障りなので滅んでほしい、同じような子孫を再生産しないでほしい。
けど、その他の『不良債権』は助けるべきで「滅んでくれていい」などと言うのは差別であり、言語道断、許されないことだと。
世間一般の皆から嫌われているオタクに対しては、このように嘲笑しながら堂々とヘイト。
しかし生活保護受給者や障碍者へ同じことを言ったら大変だ、それこそナチス・ヒトラー扱い、極悪人扱いされる。
だから決してそんな言葉を彼らには吐かない。
でも、そうだとしたら偽善者も甚だしい。
ま、結局、みんな、差別や蔑視が大好きってこと。
嫌いな者、気に食わない者に対しては平気でヘイトするし、暴言を吐く。
そして、それが訂正されることなく著書となり、出版されるのだ。
アイドルが『ナチス軍服風衣装』を着ただけであれだけ大騒ぎした世間は――
上野千鶴子氏のこのナチス風優生思想発言「オタクは社会の役に立ちそうにないし迷惑。だから滅んでくれていい」については、何も批判しないのだ。
米軍基地反対派の過激な運動に、つい「土人」と口走ってしまった機動隊の若者について、あれだけ大騒ぎした世間は――
直にオタクから被害を受けたわけではないだろう上野千鶴子氏のこのオタクヘイト発言はスルーするのだ。
いや、それどころか、上野千鶴子氏を反差別・女性の権利を訴えるフェミニストとして朝日新聞など大手リべサヨメディアは今もなお、もてはやしている。
リべサヨも立派な差別主義者ですな~。
差別上等・ひきこもり上等
嫌いなやつは滅んでいってほしい。
ええ、分かりますよ。
それが『ヒトラーにとってはユダヤ人』であり、『上野千鶴子氏にとってはオタクだ』ということ。
みんな、ヒトラーを毛嫌いするけど、心の中にヒトラーを飼っている。
それ認めようよ。
あ、誤解なきよう。
上野千鶴子氏は「オタクは滅んで」と口にしただけで、ヒトラーのように実行したわけではない。思想は同じでも、そこには天と地の開きがある。
そう、我が国では『表現の自由』があるのだから、オタクヘイトしていいのだ。
けど、その代わり、そのほかの人たちへのヘイトも認めなきゃね。
それとも基本ヘイトはダメだけど、オタクへのヘイトだけ特別に認める?
って、それこそ差別では???
……と突っ込むと、リべサヨやフェミは、ヘイトスピーチの小難しい定義を言い、それが理解できない者を小バカにしながら、「オタクになら何を言ってもヘイトにならない、差別にもならない」という都合の良い理由を並べ立てたりして、自分たちの行いを正当化する。
障碍者や生活保護受給者は、なりたくてなったんじゃない。でもオタクは違う。皆から嫌われないように、迷惑がられないように努力すべきだと――皆、内心、思っているだろう。
けど、それは「いじめられる奴が悪い」と同じ理屈。
その上、オタクは、まだ上野千鶴子氏のような一部の人に性犯罪者予備軍扱いされているようだ。
ならば、オタクは性犯罪を行う確率が高いという客観的なデータを示さないとね。
上野千鶴子氏のような者がいる限り、「オタクを害悪視しようぜ、哂いものにしよう、見下そう」「オタクに限り、いじめていい。だって彼らは害悪なのだから、彼らは消えたほうがいい人間なのだから」という空気はずっと生き続ける。
上野千鶴子氏と本音の部分では同調しているだろう世間様。いやあ「ヘイトスピーチを批判する資格はないんじゃないですか? 自分も同じようなことやっているでしょ?」とツッコミたいぜ。
だからさ、もうこの際、堂々と本音を言っちゃえば?
「自分たちの権利だけが大切であり、自分たちと敵対する者や価値観の違う者、自分たちが気に入らない者や嫌いな者の権利はどうでもいい。嫌いなヤツの権利は踏みにじります、差別します」と。
キモオタしね。消えろ。
これが世間の本音であることを、オタクは肝に銘じた方がいいかもしれない。
ワシも考えが甘かったようじゃ。
せめてオタクをイジメてくれるな、哂ってくれるな、と思ったが、それは高望みだったようじゃの。
(ちなみに無視されるのは仕方ないと思っている。嫌いなヤツに関わりたくないのは誰もが同じ。ワシも関わりたくない)
オタクはとりあえず架空の世界に逃げよう。引きこもりも仕方ない。 あとはもうこの世とおさらばするしかない?
マイナス要素満載なオタク
恋愛至上主義と非出生主義・反出生主義
上野千鶴子氏は恋愛弱者も見下しているふうな発言をしていることから、恋愛至上主義者なのだろうな。
たしかに『恋愛結婚』は『選ばれし子孫』を残すため、その価値観にそぐわない遺伝子が残らないようにするためのフィルターとなる。
厳しいけど『社会的に求められる性質(容姿、才能、性格)を持つ人間』が、この世を回していけばいいとシニカルに思っている。(マイルドな優生思想=ナチス思想だね)
社会に求められない人(ワシも含まれるぞ)は、上野千鶴子氏が言う通り、淘汰されるほうがいいかも。えげつない世界に遺される子孫がかわいそう。
こういう考え方を非出生主義・反出生主義と言うそうだ。
『選ばれなかった者』は淘汰される、自然界の掟。たしかにそれでいいと思う。
上野千鶴子氏の言うことにワシも同意している。ただ、上野氏は弱者の味方をしようとし、反差別を訴え、人権派を気取るところが、なんだかなあと思うのである。素直に自分の心にヒトラーを飼っていることを認め、正義面しなければ、ワシもこんなふうにしてネタにはしない。
いやあ、本当に分からないのだ。オタクや非モテには罵詈雑言を浴びせ、見下してもよくて、他(=在日外国人、障碍者、生活保護受給者など)はいけないのか、が。これこそを差別というのでは、と。
オタクは発達障害者?
↑前記事でも触れたけど――
オタクには一部、発達障害が多いような気がする。
コミュ障というやつだ。
発達障害も軽いのから重いのまであるだろうし、グレーゾーンが幅広い。
ここからが発達障害という線引きは難しい。ちょっとでも発達障害の気があれば、場の空気を読むのが下手で、コミュ障と言われたりすることもある。
そう、発達障害は「なりたくてなったのではない」のだから、「努力して何とかしろ」というのも筋違いになる。
少子化――出生数がついに百万を割ったと言うが、当然だろうなと思った。
子どもを持つリスクは相当に重い。
親御さんも、自分の子どもが『普通』でなかったら不安が大きいだろう。
だって、もしも子どもが発達障害やコミュ障だったり、オタク・引きこもり・ニートになってしまったら、上野千鶴子のような人から害悪視され見下されるのだ。
で、実際、犯罪者になってしまったら、それこそ親の責任が問われる。
先の『高畑裕太氏の強姦疑惑事件』を思う。
一部に「高畑裕太氏は発達障害では?」という噂も流れた。
そして、世間は母親の高畑淳子氏を叩いた。
あれを見て「明日は我が身」と思った親御さんもけっこういるのでは。
子どもが犯罪者にならないように、オタクや引きこもり、ニートにならないように、自立できるように――そんなことを思いながら子育てしていたりする。
けど未だ「親がしっかりしていれば、まともに育つはずだ」と考える人も多い。
この圧力の中で、子どもを『まとも』に育てる自信がある親御さんはどれくらいいるのだろう?(『まとも』の定義は置いておく)
すでに世間から「まともではない」と思われているオタク。その性質を受け継ぐだろうその子どももまともではなくなる可能性が高い?
ま、そもそもオタクは恋愛弱者なので、結婚も縁遠く、子孫は残さず、淘汰されていく身であり、「それはそれでいいことじゃないですか」と上野千鶴子氏が言うのはもっともなこと。(言葉は選びなさすぎるが、言いたいことは分かる)
それに、子ども・家庭を優先できない人=趣味を優先してしまうオタクは、子を持たないほうがいい。
ところで、上野千鶴子氏も子どもいないよなあ。うむ、オタクと一緒に淘汰されましょうぞ♪
イジメ・差別は決してなくならない
『差別』について、なるほどツイート発言を紹介。
https://twitter.com/satetu4401より
多くの人間が「他人を差別せずに暮らせる」のは「上の人間が代わりに差別してくれている」からだよ。差別や偏見なしにこの世界を生きる事は不可能だ。差別と偏見は命を守る鎧であり、これを捨てるようなバカは死ぬしかない。
差別意識のない人間なんていないんだよ。それに自覚的な人と無自覚な人がいるだけだね。自身の差別意識に無自覚な人は、他人の差別的な言動を強烈に批判するけど、そういう奴に限ってより大きな差別を平然とやらかすんだよ。自分が正義だと盲信している人ほど、手加減のない暴力を振るうものだからね。
ということで、ワシはこうしてたまに発達障害について話題にする。きれいごとなしで。
が、それが気に食わない、障碍をネガティブに捉えるなんて差別だ、失礼だ、と思う人もいるだろう。以前――そういった正義を掲げる人の攻撃性に辟易したことがあったっけ。
『正義な人』は、まるで攻撃する権利があるかのように、相手を悪に仕立て、人格攻撃、容赦ない罵詈雑言で叩いてくる。そして差別発言をしてくる。
こういう人、けっこういたりするよなあ。
正義の鉄槌を下すのは。たぶんストレス発散にもなり、気持ちいいのだろう。
差別もイジメも決してなくならない。そんな世の中で、オタクはどう生きればいいのか――それについてはこちらの記事をどうぞ。
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