これも何かの縁

ピアノとマンガの道を歩んできたハヤシのエッセイ・イラスト・物語集

ネット芸人インフルエンサーの賞味期限☆大学よりサロン?☆会社員をディスるイケハヤツイート

追記(2019年5月19日)

サロンのほうもオワコンぽい。この頃はもうイケハヤ界隈も下火。いや、ワシの興味が下火になってしまったということか。情報商材情報弱者を搾取しているイメージがつきまとうようになった。

その上、自由な議論ができない空気があるイケハヤ界隈。異を唱えただけで、疑問を持っただけで追い出されてしまうようで。

脱社蓄サロンのことで田端信太郎とバトルし、イケハヤ氏が田端氏をブロックした頃、アンチ界隈も盛り上がったようだけど、あれを最後に下降線。あれ以上のお祭り=炎上はないだろうから。炎上インフレ……あれを超えるとしたら、もう『はあちゅう氏とのバトル』しかない^^;

自由と責任はセットだけど、イケハヤ界隈では自由=自分勝手・無責任(嫌になったらやめる、約束もすっぽかす)という感じ。無責任OKな自分勝手がまかりとおる世界って結局は住みにくくなり、不自由になっていく気がする。

自由と責任・倫理・制約・ルール・規律のバランスは難しい。

追記(2018年11月8日)

イケハヤ氏、動画にはまりブログオワコン宣言。1か月前は「ブロガーになれ」と煽っていたのに。こりゃサロンも早々にオワコンだろうな。インフルエンサーという存在も。

あまり真面目に取り合わないほうがいいかも。賞味期限短すぎ~。

追記(2018年9月29日)

当ブログにてイケハヤ氏を話題にした記事をいくつかアップしている。

当時はイケハヤ氏の考え方に興味があったのだが、他でも聞いたことがあるような人生指南ネタなどは飽きていく。

注目を浴び続けるのは厳しい。だからなのかイケハヤ氏の発言は段々過激になっていき、アンチではない今までイケハヤ氏に共感してきただろう人たちも離れていっている印象。

罵詈雑言ではなく、ちょっとした異論者に対してもブロックしているようで、かなり閉鎖的になっている。即ブロックするのは、相手が正論を言っており、反論できないからだろう。反論できないままの姿を晒せば、ビジネスのマイナスになる。(今現在のイケハヤ氏のファンへのビジネスとはサロンに誘導したり、情報商材を売ること)

そんなことをしていればイケハヤ氏の周りはイケハヤ氏と同じ考え・同じ価値観の人たちだけの集まりとなり……そこにいるのは仲間ではなく信者。

↑イケハヤ氏が「大学行くのなんてやめて、サロンに入ったほうがいい」という発言から始まった。これに異を唱える人や若者へ注意喚起する者は多く、ワシも「サロンを運営しているほうも手探り状態だろう。そんなものと大学とを同列に較べるなんて」と失笑した。もち、大きな借金を背負ってまで、しかも就職に有利にならないようなFラン大学に行くのは考えものだが。

大学へ行くことは無駄なのか、これはもうその大学の質、学ぶ人たちや教授の質、自身の質でそれぞれ違ってくるだろう。

そこで高須賀医師の記事を紹介。

信用できる質のいいコミュニティの中で人脈を築くことができれば、大学に行くメリットは大いにあるのかもしれない。

またリスクはきちんと考えた上で、インフルエンサーに煽られて安易な選択をしないようにしないと、後で泣きを見ることになるかも。

ただ、インフルエンサーの言葉に惑わされる人はもともとこの社会に適合できない、この社会に居場所がない人たちなのかも。

インフルエンサーはその人たちの救いとなるのか、あるいはカモにして小金だけむしり取るのか。大半は結局、脱落する気もする。

家入一真氏はこのように発言している。
「挑戦を煽る一方、失敗した時は自己責任。それではあまりにも、社会として、生態系として、不健全だと思います。「失敗に寛容な世界を」とは良く聞く言葉ですが、挑戦をうながすことと、セーフティネットは表裏一体、セットであるべきだと思います。それが出来て初めて、挑戦する人が増えるのではないか」

「大学行かずにサロンは入れ」と言うイケハヤ氏は早稲田大学政経学部卒業後、大手企業に就職したし、はあちゅう氏は慶応大学政治学部卒業後、電通へ就職。特にはっちゅう氏はそこでいろいろな人脈を築き、ビジネスへつなげていっただろう。大学行かず就職せずだったら、果たしてどうなっていただろう。

組織になじめない、会社員でいるのが辛い、就職できない、人間関係を構築するのが苦手な人たちがなんとか稼ぐ方法として「プロブロガーはあり」とは思うが、安易にその道へ行くのは危険。一般人は、小遣い稼ぎ、副業程度にしたほうがいい。そのうち、誇大広告して情報商材を売り、結果、詐欺のようなビジネスをやることとなり、信用失い、最底辺へ落ちる可能性も。

ここからが本題。

相変わらず会社員・サラリーマンをディスるイケハヤ氏。

「サラリーマン、そのままだとヤバい」――確かにそうかもしれないけど、これってサラリーマンに限らないのでは。能力のない凡人はフリーで生きていくのも厳しいぜ。

ワシを含め能力のない凡人は生活コストを下げ、コストのかからない幸せ道を追求していくしかないの。あと無駄遣いもやめないとね。たとえば社会経験のうすい素人が書いた法外な値段のnote買うとか、アフェリサイトに騙されて「いらないもの」を買うとか……。せめてカモにされないようにしないと。

目次じゃ!

インフルエンサーの賞味期限

最近、イケダハヤト氏やはあちゅう氏の発言に違和感を持つ一般人(アンチだけではない)が増えてきたように思う。

プロブロガーが胡散臭くなっていったのと同じように、インフルエンサーも胡散臭いイメージが広がっている気がする。

人々の注目を浴び続けるために、過激な発言をし、時には自分のプライバシーを晒し、関心を持ってもらう……インフルエンサーって決してラクな商売ではない。賞味期限が短い仕事かも。人を飽きさせないのは難しい。

なので彼らは『若い人を育てる』ことにも手を出し始め、プロデューサー的な存在になろうとしているように見受けられるのだが……。

過激になる炎上芸

東京に大雪が降った時、駅は人であふれ、帰宅困難者が続出。そんな時、イケハヤ氏がこんな煽りツイートをしていた。

イケハヤ氏の今までの標的は『立場の強いおっさん』だったけど、この頃、一般労働者・会社員へのディスりも多くなった。

が、ひょっとすると、これはイケハヤさん自身のツイートではなく、スタッフのツイートかもしれない?

今現在も二人体制だというイケハヤツイッター。投資・仮想通貨関連はイケハヤ氏本人、そしてアンチ対応・質問に対する答えや煽りツイートはスタッフが投稿している?

が、さじ加減が必要な『煽り』をスタッフに任せるのはリスクが高い。

飽きられていく?イケハヤブランドVS恋愛工学

ここでまず高須賀医師の記事を紹介。

そういえば、恋愛工学も下火という感じ。ネット界では以前のような熱気が感じられない。(もちろん、ある程度の需要はあり続けるだろうけど)

ま、恋愛・モテという世界も「さほどいいものではない」と思う人が多くなってきたからかも。

特に男性にとって『恋愛ごと』はセクハラ扱いされる危険性もあり、リスクも高くなってきている。自己承認欲を恋愛で満たすのも、どうかと思うしね。本当に好きな人というのはなかなか現れないのが現実だろう。その上で相思相愛になるのは奇跡のようなもの。

恋愛離れ――これも時代の流れ。

高須賀医師によると、人間は『夢(希望)』と『エンタメ』を求めているので、それら『夢とエンタメ』を与えてくれるところに、人が集まるとのこと。

うん、今のイケハヤさんがそうかも。(おそらくスタッフが)アンチをかまってあげたり、炎上させたり、まさにあれって『エンタメ』だ。んで、投資・仮想通貨情報では「大金を手にすることができるかも」という『夢』を与えてくれる。

藤沢数希氏も男性らに「モテるかも」と夢を与えてくれ、『恋愛ゲーム(女を仕留めるゲーム)』というエンタメを与えてくれた。恋愛工学生もそれぞれナンパコミュニティを作り、楽しんでいる様子。

ただ、恋愛工学を描いた『ぼくは愛を証明しようと思う』って、よくよく考えてみれば……非モテだという主人公・渡辺君、ランクはさほど低くないんだよなあ。恋愛市場でいうところのBクラス、決して悪くない。おまけに童貞でもない。渡辺君は26歳で、すでに2人か3人の女性とつきあったことがあるという設定だった。あれを『非モテ』と定義するのか? と疑問に思ってしまった。

ちなみに「恋愛工学って何?」というそこのあなたはこちらをどうぞ↓

もともと、藤沢数希氏は金融日記・金融経済関連記事で読者を獲得し、それから恋愛工学を始めている。藤沢氏の金融日記の読者層は、社会人で割と高収入・高学歴の人が多いという印象。

なので『そういった勉強が大好きな知的人たちが理論に沿ってナンパをする』というのは当初、新しく感じた。ナンパは勉強が嫌いなヤンキーがするもの、と思っていたから。

イケハヤ氏も『まだ東京で消耗しているの?』で「これからの時代は東京よりも地方だ」と新しい価値観を提示して実践し、それが話題になり、さらに仮想通貨ネタで客層を拡大し、ツイッターのフォロワー数では、藤沢氏を抜いてしまった。数か月前まで、藤沢氏のほうが上で、2~3万の差があったというのに。

※しかし仮想通貨の読みではイケハヤ氏より藤沢氏が上だったよう? 

高須賀医師はこうおっしゃっていた。

一方、広瀬隆雄氏はイケハヤ氏、はあちゅう氏のやり方に注目しているようだ。
https://twitter.com/hirosetakao/status/955071762663919617より編集転載。

僕は、ビジネスマンとしては多分、彼ら(イケダハヤト氏・はあちゅうさん)よりだいぶ「先輩」だと思うけど、ことウェブに関しては全くの素人。だから初心に帰って、最底辺の「新入社員」のキモチで、素直にbest practiceの模倣に努めようと思っています。なぜならハヤトや、はあちゅうのビジネスモデルが、ベストだと思うから。

時代は「モノを消費する時代」から、「経験する」、「つながる」、「生きる意味付けを発見する」時代に移っており、モノ作りとかのタンジブルな仕事はこれからジリ貧だと思いました。

その代り、爆発的に増えているのは、人々がネットに接する時間です。だから「渋谷の交差点みたいに、人がいちばん集まっている処」を突き詰めてゆくと、ネットとかSNSレバレッジした仕事という結論に、当然、行き着くわけ。

ハヤトやはあちゅうのビジネスは、売上高がまるまるボトムラインに降りてくる極めてハイマージンのビジネスです。固定費が無いから。投下資本利益率もメチャクチャ高い。しかも売掛金なし。借金もなし。「いつまでにこれを納品してください」という納期すらない。

ちなみにこの広瀬氏、藤沢数希氏と仮想通貨のことでツイートでやりとりし、ずいぶん熱くなっていたっけな。藤沢氏のほうは終始冷静だったようだが。

この件でワシも広瀬氏の存在を知ったのだ^^;

サラリーマンを見下すイケハヤ氏VS童貞を弄るはあちゅう

実はワシ個人はイケハヤ氏のサラリーマン蔑視をさほど不愉快に思わない。(もちろん愉快でもないが)

それはまだサラリーマン=正社員は、多くの人々に認められ『良し』とされている存在だからだろう。世間はサラリーマンを見下すことはしない。

多くの親は、子に正社員になってほしいだろう。未だ正社員は王道。これが今の世間の価値観。

一方、はあちゅう氏の『童貞弄り』は気分が悪かった。それは世間も童貞を見下し、童貞=非モテ=冴えない男・恋愛弱者ということで、ランク下として嘲笑の的にするからだ。

この価値観はスクールカースト、イジメにもつながり、下位に置かれた子は劣等感に苛まれ、傷つく。悪けりゃ自殺まで追い込まれる。

はあちゅう氏がいくら「個人をターゲットにして哂いものにしていない、童貞弄りは悪くない、表現の自由だ」と言っても、童貞弄りで哂いをとろうとした言動は不快である。

そう、お笑い界が、世間が見下すものを一緒になってバカにし笑いをとろうとするのと似ている。

世間がバカにするものとは、童貞・非モテ、ブサメン・キモメン、オタク、ブス、ババアなどなど。お笑い界もこういったものは心置きなくネタにする。

要するに『世間が認めているものを攻撃するか』、反対に『世間が侮蔑するものを一緒になって見下して哂うか』の違いかもしれない。

※ただし、台風などの災害で、まだまだ危険の中、復旧・インフラ整備のために働く会社員を見下すようなツイートはいただけなかった。社会・国のために安い給料で働かされることについての疑問を呈したかったのだろうが、「安い給料で自分の命をかけさせられていて哀れ」と受け取られかねない発言だった。

消耗するインフルエンサー

とにかく――多くの人に夢とエンタメを与え続ける――それができればインフルエンサー『多くの人に影響を与える人』として成功するようだけど、すぐに飽きられる可能性も高く、生き残るのは難しい。

インフルエンサーって心が相当、消耗しそうだ。

それでも仕掛ける側になるか、あるいは彼らインフルエンサーの芸を観客として気楽に楽しむか……。

ところで、雪国の人は冬の間、雪かき大変だよなあ。あれは消耗する仕事だよなあ。となるとイケハヤ的に考えれば、雪国も消耗する地域として脱出したほうがいいってことになる?

ただ、消耗するからと言って、簡単には逃げられない・変えられないのがごく普通の一般人。

いろいろと消耗する中で、一番ラクそうな道を選んでいくしかない。

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