イケダハヤト氏VS藤沢数希氏☆イケハヤ界隈VS恋愛工学界隈☆仮想通貨の未来
追記(2018年9月11日)
現在、仮想通貨はすっかり鳴りを潜め、一般人の間では話題にのぼることは少ない。終わったわけではないが、ブームは過ぎ去った感。不正流出で信頼感なくしているし。
仮想通貨ブーム時のイケダハヤト氏VS藤沢数希氏――結局、バブルの時に売り抜けたらしい藤沢数希氏が勝ったのかな。
とまあ、イケハヤ界隈、藤沢数希氏率いる恋愛工学界隈が気になっていたワシであるが、やはり興味はだんだん薄れつつある。人を飽きさせないって難しい。
だが、アンチの存在が、薄れゆく興味を引き戻すこともある。
そう、今、反イケハヤ界隈が熱い。例えて言うなら、反イケハヤ界隈は『進撃の巨人』に登場する「巨人を一匹残らず駆逐してやる」のエレン・イエーガーのようだ。イケハヤ界隈を駆逐したいのだろう熱き思いをひしひしと感じる。
一方、恋愛工学アンチ界隈にはここまで熱い思いを持った人はいない。(ワシが知らないだけかもしれないが)
ただ反イケハヤ界隈の人たちは、イケハヤ氏からディスられる会社員でなくイケハヤ氏と同じ職種の人・自由業の人が多いようだ。
っと、そこでハヤシは思いましたぞ。
なぜ、反イケハヤ派は熱いのか。それはイケハヤ氏に対するアンチ活動はそれなりに注目を浴び、共感を呼び、フォロワーが増え、記事ではPVがとれてプラスになるからでは?
対して恋愛工学アンチ活動はうまみがないのかもしれない。アンチ活動しても、たいしてPVはとれず、フォロワーも増えず……いや、そもそもネットで稼ごう・ネットで承認を得たいという人でなければフォロワー増やしたりPVとることに意味はない。
やっぱ人間、損得勘定で動くんだな。いや、ワシの単なる邪推だけど。
ただ、界隈全体に対するワシの評価は――イケハヤ界隈の弟子・書生さんたちの活動は、恋愛工学生に較べると、いまひとつという印象。数人ではあるが恋愛工学生の記事のほうが面白いし、コンテンツ力は恋愛工学界隈が上だ。藤沢数希氏のメルマガも、イケハヤ氏の記事より内容が濃く、価格も良心的。なるほどと思わせる度合いも藤沢氏が上かな。
※アンチというわけではない一般の人たちもイケハヤ氏の姿勢に疑問を抱きつつあり、現在、イケダハヤト氏の評判は落ちてきている。イケハヤ界隈、けっこうピンチなのでは。
と追記はここまで。以下本文(2018年1月18日)
仮想通貨――暴落し、バブルが弾けたというけれど、盛り返すという意見もけっこうあり、今の時点ではまた上がりに転じている? 下がり過ぎた感もあるからチャンスとばかりに買う人も多いようで、イケハヤ氏も「仮想通貨はバブルではない、まだまだこれから」という考えだが。
仮想通貨の値動きに今までの価値観が破壊されそう。
目次じゃ!
仮想通貨の未来
イケハヤ氏VS藤沢数希氏
以前(2017年9月)、世界経済や金融に詳しい藤沢数希氏に対し、イケダハヤト氏はこんなことを言っていた。
「イケハヤ、藤沢数希氏のポジションと正反対。ビットコインはバブルではない!」
当時、ワシも注目していた。仮想通貨(暗号通貨)のことで、藤沢数希氏とイケダハヤト氏の見立てが分かれた? と。
ただ、ワシはこうした話題はちんぷんかんぷん。
もちろん、損することが嫌いな器の小さいワシは仮想通貨に手を出そうとは思わない。情報を集めたり勉強するのも面倒。上がったり下がったり一喜一憂。振り回されそう――ワシは投資に向かない性格だ。
なので仮想通貨については距離を置いているが、イケダハヤト氏のこの考え方には興味しんしんだった。
「無数のSNSコミュニティをベースに、経済と社会が誕生していく時代」
余裕があれば遊び・ゲームとして仮想通貨をやるのもいいのかもしれない。
まあ、何にせよ『搾取されない・消耗しない生き方=ある程度の自由と余裕が持てる生き方』って大切だよな。
そこで高須賀医師の記事を紹介しよう。
一部、編集抜粋。
【ビットコインそのものは、実のところただのお金の移動手段だ】
【暗号通貨ではなく暗号通貨企業として考える】
【多くの○○コインは通貨というよりも、どっちかというと企業の株みたいなものとして認識した方がよい】
【ブロックチェーン技術を応用して様々なサービスを提供する代わりに、コインを用いてお金を世界中の市場から集める】
……仮想通貨がちょっとだけ理解できた気がする。通貨ではなく『株』に近いと考えればいいのか。
そんな高須賀医師は以前、こんなツイートもしていたっけ。
https://twitter.com/takasuka_toki/status/941684993511718912
誰も書かないだろうから真夜中に酔った勢いで書くけど、ビットフライヤーのアフィリエイトリンクから飛んで相場に入ると、紹介者に3万円もの大金が流れる仕組みになってますからね。そんなハイリスク投資に参加を煽ってる連中、全員詐欺師やで。
ちなみにワシは、仮想通貨を煽ってアフェリで稼いでいるイケハヤ氏はじめとする人たちを【悪】とは思っていない。(『悪』は『嫌い・不快』というのとは違うよ)
彼らの宣伝によって、儲けている人もいるはず。
もちろん損した人もいるだろうし、これからもそういった人は出てくるだろうけど、だからといって「騙した」「詐欺行為だ」とするのはおかしい。
イケハヤ氏は違法行為しているわけじゃない。
そうそう、与沢翼氏も同じだ。
彼らはうまく儲けているだけである。
んで、彼らの煽りによって、成功した者もいれば、失敗した者もいるだろう。
そう、恋愛工学生が、ナンパとルーティンでうまく女の子をひっかけてエッチ行為まで運ぶのと同じ。彼らだって法を犯しているわけじゃない。
やり捨てられたと傷つく女の子もいるかもしれないが、恋愛工学生とデートをし、その時間を楽しんだ女の子もいるだろう。
エッチがしたい彼らはただ『うまく事を運んだだけ』のこと。
行動すると、誰かに影響を与えることがある。
それによって、ある人を幸せにするかもしれないし、不幸にするかもしれない。
仮想通貨はちんぷんかんぷんだし、恋愛工学の女性蔑視はやっぱり不快な面もあるけれど、なにか大きなことをしてくれそう=価値観を変えてくれそう。
なのでワシは彼らに興味を持ってしまうのである。
それにイケハヤ氏は仮想通貨のリスクの高さについて、度々ツイートし、堅実的な運用方法を記事にしていた。
ということで――
これから仮想通貨・ビットコインはどうなるのか。
そこでイケハヤさんと真逆の見立て・藤沢数希氏のツイートを紹介しておこう。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/952075268796985344
僕は暗号通貨の将来性にまったく期待していません。しかし、需給とマーケティングで、上がりそうなものは買っています。
一方で、イケダハヤト氏は以前、こういったツイートしていたっけ。今もそう思っているのだろう。
https://twitter.com/IHayato/status/940431344722575360
本格的に「日本円だけで生きていく人々」と「仮想通貨を含めた様々な通貨を使って生きていく人」で分かれていく感じだな。日本円は「情報弱者専用コイン」になっていきそう。今の現金がそうであるように。格差はますます広がる。
イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年12月12日
https://twitter.com/IHayato/status/939276020036730880
賢い人たちは徐々にポートフォリオから日本円を減らしていくのだろう。価値が上がらないのは明白。最終的に納税くらいしか使い道なくなりそう。JPYは草コインになっていく。。
イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年12月8日
え? 日本円が納税くらいにしか使い道がなくなっていく? これには疑問。
乱高下の激しい不安定な価値の仮想通貨が、そこいらの店でモノを買うなどの一般のあらゆる取引に普通に使われるようになるんだろうか?
だとしたら、毎日、いや数時間で値が動いてしまうことになるのでは?
通貨は価値が安定したものでないと信用を得られないのでは?
※もち日本円だってドルを基軸に価値が測られ、値は動いているんだけどさ。価値=動きの幅は仮想通貨に較べて小さいよな。
やはり一般の取引には『安定した国』の法定通貨が使われるのでは。法定通貨が基準となり、そこで仮想通貨の価値が測られるのだろう。
それに仮想通貨は、面倒で使い勝手が悪そう。消耗しそう。普通の買い物に使えるようになるとは思えん。
けど、投機として、お金を稼ぐ手段としては『仮想通貨はあり』だよな。
上手くすれば、そこいらの大企業にお勤めのサラリーマンよりも稼げてしまうのだから。
女子も仮想通貨でもっと稼げるようになれば、恋愛市場・婚活市場も変わるかもな。
パパ活よりも、仮想通貨のほうがずっと健全?
なお、藤沢氏はこのような意見だ。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/941909146898644992
ビットコインは通貨としての利便性や効率を考えると、結局、あらゆる点で政府や企業の信用のもとに運営される中央集権システムのマネーに敵わない。その価値は最終的には"Decentralization"の思想に行き着く。政府や企業が不在でも稼働するマネー。悪く言えば、反政府思想がビットコインの根幹なのだ。
反政府思想か。たしかにイケハヤ氏、日本国・国家・政府が嫌いっぽいよなあ。
日本円を草コインと言い切っちゃうし。自治区を作りたいって言ってるし。
(やっぱ村上龍の『希望の国のエクソダス』を思ってしまう)
……自由は素敵だけど、それと引き換えに無政府・無法地帯では暮らせないよなあ。大いなる自己責任がついて回るし。
自分が強者となり、そこの権力者になれればいいけどね。
また、日本を出て海外で暮らしても、そこはそこでいろいろ問題あるだろうし。
ワシはしっかり国に守っていただきたいぞ。で、安定した安全な通貨を利用し、便利に生活したい。そのために多少、国から搾取されたり、何かを制限されるのは仕方ない。それより面倒がないほうがいい。厳しく自己責任が問われるワケのわからないところで暮らしたくない。歳をとると、なおさらね。
保護がなく自己責任が問われるリスクが高い仮想通貨も手を出す気はない。
藤沢氏もこのように言っている。
暗号通貨投資というのは規制されてない分、投資家保護もほとんどなく、いつハッカーにぜんぶ盗まれてもおかしくない。1日で半分になるボラティリティに加え、高度なセキュリティの知識が必要で、危ないサイトを見抜く臭覚も必要。あらゆる投資の中で圧倒的ハイリスク。素人にはオススメできない。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2018年1月20日
対して、イケハヤ氏のほうは相変わらず煽っているが。
アンチを挑発するイケハヤ氏とアンチをスルーする藤沢氏
ところで、おっさんや会社員をディスり、アンチを増やしているイケハヤ氏だが、仮想通貨情報だけでも充分、集客できるだろうに、なぜあそこまで……と思ったりしている。
今現在(2018年10月7日)イケハヤ界隈ではおばさんも老害としてディスリの対象になっているようだ。どんどん敵が増えていくの。
ま、普通の人は敵をあえて作るようなやり方はしないほうがいいかも。それで得するより、損することのほうが多い。
敵が多いと、東京で暮らすよりも、通勤電車に揺られるよりも、ひょっとして社蓄でいるよりも、消耗するかも。
こんな意見があったぜ。
今の時代、おじさんに媚びる必要は全くないっていうのはめちゃくちゃ共感できるんだけど、だからといって、わざわざおじさんを敵にまわす必要もない。理解し合えるところはちゃんと理解しあって、お互いに良い影響を与え合っていったほうが絶対にいいと思うんだ。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年1月17日
一方、藤沢氏のほうは基本、リプはスル―しているし、ブロックもしない。反応がなければつまらないので、アンチは去る。
藤沢氏のやり方のほうが賢いように見える。つうか、消耗しないですむ。
いや、もしかしたらイケハヤ氏は煽りに煽って、アンチを楽しませている???
すでに藤沢氏のフォロワー数を抜いてしまったイケハヤ氏。数か月前まで数万の差があったのに。この調子だと、ちきりんさんをも抜いてしまうかも。
とまあ、最近のイケハヤさんは煽り過ぎだと思いつつも、このブログ記事には惚れたぜ。
「お金を稼げる人に任せて、あなたは好きなことをやりましょう」
一部転載。
イケハヤはおそらく、お金を稼ぐ側です。
山奥の町で5,000人が生きていけるだけのお金くらいなら、ぼくひとりで稼げるんじゃないかな……。自惚れとかではなく。
ぼくが十分稼げたら、もうそれでいいじゃないですか。みんなで好きなことをやりましょうよ。絶対そのほうが楽しいし。
イケハヤさん、体は痩せているけど、考え方は太っ腹。
クリエイターにとっては、未来が開ける気がするの。音楽とマンガで生きてきた不良債権のワシも救われる思いじゃ。
うむ、漫画家や作家、音楽家・画家など、クリエイター・芸術系はやっぱり食べていくのは大変。多くは脱落していってしまう。
以前、芸大の学長が「芸大は未来を約束するところではない」と言っていたとか。
東大(法学部)よりも競争率が高く、難関である芸大であるが――
東大は未来が約束される可能性が高いが、芸大は低い。
仮想通貨(暗号通貨)の力と国家
この頃のワシは、イケダハヤト氏と藤沢数希氏の発言をよくチェックしている。彼らは『仮想通貨の情報』だけではなく、世間が良しとする価値観・生き方にも疑問を投げかけてくれる存在だ。
たとえば、イケダ氏は都会生活、藤沢氏は結婚制度。
時代・社会は確実に変わっていくだろうことは感じているんだけど、どう変わっていくのか。
ネットで情報を得ているこれからの若い人たちは、テレビ・マスメディアの影響下=世間の価値観から解放されて、もっと自由に生きることができるかもなあ。もちろん、まだまだテレビの力は強いけど、影響力は確実に薄まっていくだろう。
何はともあれ――仮想通貨(暗号通貨)は『国家・法定通貨に適わない(国は規制をかけられる)』とし、さほど期待していない藤沢数希氏と――仮想通貨(暗号通貨)は『国家を弱体化させ、法定通貨を凌駕する』とし、その未来に大いに期待を寄せているイケハヤ氏――どっちの見立てが当たるのか、見ものだな。
何度も何度も書いてますが、仮想通貨とブロックチェーンは「インターネット」と同じような技術なのです。
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2018年1月18日
政府が禁止すること自体が不可能。
パンドラの箱はもうとっくに開封済。
国家という概念は、テクノロジーによって陳腐化していくのです。
これからは個人が主役。すばらしいことです。
おまけ・田舎派イケハヤ氏VS都会派藤沢数希氏
藤沢数希氏はあまりプライベートを表にしないが、タワマンに住んでいるようだ。対するイケハヤ氏は限界集落で一軒家。
日本では、タワマンは富裕層が住むところというイメージだが、欧州の富裕層は「土から離れて住むのは自然に反する、健康に良くない」として、自然豊かな田舎の一軒家に住むことを選ぶそうだ。都会のマンションに、ましてや高層に住むのは非人間的で貧しい暮らしだと考えているらしい。
たしかに、イケハヤ的生活って健康的に見えるよなあ。土が身近にあるって、けっこう大事かも。都会のコンクリート・ジャングルは息がつまりそう。その上、高層で生活するって、人間には合わないかも。
そーいや、与沢翼氏の生活も豪勢だけど、人工的でどこか不健康な感じがするよなあ。
お金も大事だけど、健康も大事。ワシに言えるのはこれだけ。
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