これも何かの縁

ピアノとマンガの道を歩んできたハヤシのエッセイ・イラスト・物語集

負け組の生き方 VS 富豪 与沢翼氏の圧倒的な生き方

のんべんだらりと過ごす負け組ライフを楽しんでいるハヤシであるが、失敗を恐れず常に挑戦し続ける働き者で努力家・富豪(2017年8月当時で総資産43億円)の与沢翼氏の圧倒的な生き方に興味を持った。

※ま、ホリエモンは与沢氏についてこのように語っているし、ホリエモンの言うことのほうに共感をおぼえるが^^;

「彼自身は『堀江貴文の影響を受けている』と公言していたが、私は彼に全く興味を持てなかっ た。一方的に尊敬されているらしいのは伝わっていたが、マスコミに『与沢さんは堀江さんの後継者ですね』と言われるのは本当に不愉快だった。彼のやってい たビジネスの先に私はいない。よく誤解されるが、私はカネ儲けを目的に仕事したことは一度もないからだ」

たしかに与沢氏、金を稼いで何をやりたいのかは今一つ見えてこない。目標は金を稼ぐこと? 夢はドバイで豪勢に遊びまくることみたい。そこは何かつまらないよな。

※おまけに、このホリエモンの言葉をツイッターで紹介したら、いつのまにか与沢氏からブロックされていた……エゴサで見つけたのか^^;

目次じゃ!

負け組の生き方と圧倒的努力ができる人の生き方

実力主義・いらない人が増えていく

まずは、ちきりんさんのツイート紹介。

終身雇用って凡人と凡人以下の人たち(もちろんハヤシもここに入る)のための制度なんだよなあ^^;

この既得権は手放せない。「いらない人間だから」と言ってクビ切られるの困るもの。

終身雇用は、ない袖が振れなくなるまで、破綻するまで続くかも? ま、世界との競争に勝てなくなるのは事実なのだろう……。

本当に才能ある人・稼げる人・自信のある人は日本の企業になど入らないかもね。海外に逃げていく。

じゃあ、終身雇用をなくし、実力主義な社会がベターなのかというと、それも疑問。
半分以上いるだろう凡人にはなかなかに辛い社会となるから。

真の実力主義の社会って厳しいよなあ。

そう、漫画界がそんな感じ。
若い人たちに押され、結果を出せなかった歳を食った人たちは干されていく。新陳代謝が激しい世界。

正直、20代後半から30代が一番脂がのる時期で、それ以降、落ち目となる人が大半。若い時に結果を残せなかった人たちは消えていくしかない。
結果を残せなかった40代以降は「いらない」って感じ。

それが一般社会にも浸透していくと、けっこう辛い。

『若い』が一番・若者が偉い・若さ至上主義

ワシ自身、一番気力体力が充実し、頭が働いたのが20代~30代。
40代からは落ちる。劣化という言葉が身に沁みる年代だ。そして劣化はさらに進んでいく。

ゴールドマン、30歳以下が全社員の半数超える-最高執行責任者が喧伝 - Bloomberg

若さ至上主義が女性だけでなく男性にも浸透していく?

女性は30代からBBAと呼ばれ40代から価値ゼロとなるけれど、その価値観が多くの凡人である男性にも適用されるわけだ。

まあ、男女平等になるわけだから、そこは良いことかもしれないが。(フェミさまもお喜びになることじゃろう)

これからますます『老害』という言葉が躍るようになるだろうな。

ある意味、年功序列は劣化していく弱者にやさしい制度。本当の実力社会になると「若さ至上主義」になる。これってなかなか厳しい社会だ。歳をとることが恐ろしくなり、未来に希望が持てなくなる?

これからの若い人たちは生き方、考えたほうがいいかも。

大半の人は40歳から使い物にならなくなるかもしれないので、20~30代のうちに稼ぎ、資産運用していく生き方が一番賢いかも?

昔、石原元都知事が『出産可能年齢を過ぎた女性をババアとし、ババア有害論』をぶちまけていたが(後に謝罪したが、石原氏の本音だったのだろう)――今は「歳をとれば、市場価値は女性と同じく大半の男性もゼロ」だということだ。

シビアだけど、一部の優秀な人をのぞき、殿方も40代から価値がなくなり、50歳でゼロってことを自覚したほうがいいかも。

女性だけではなく、男性も「若い」がいい。それが世の中の本音となる。
うおお、これが本当の男女平等。厳しいの~。

成功者・富豪の与沢翼氏の生きざま

そんな厳しい界隈を見聞きしているうちに与沢翼氏なる人物を知った。
(今さらですが、情報弱者なので、汗)

以下、一部転載。

日本人のほとんどは、世界でもトップクラスの豊かな生活を享受できていると、まだ思いこんでいる。実質の経済レベルは、いまやアジアの中堅かやや下の国と、同じレベルになりつつあるという認識がない。

以下、一部転載。

今後ぼけっとしてる人と頭フル回転で上のプロセス回す人とで目も当てられないほどの格差が生じてしまいます。

資本主義は怖いですよ。怠慢、散漫だと窮地に間違いなく追いやられ、勤勉かつ鋭敏であれば、別世界に行っちゃう。一言でいえば、やらなきゃ死なんです。

以下、一部転載。

真の上質人は、生きる世界が違う。
ナンパをしていた後輩には、こう話すことが多い。
良い女は、そもそも六本木などの街を歩いていない。良い男も歩いていない。
なぜなら、送迎付きの車で、レベルの高い人が定めた特定の場所に直接行くからである。

うむ、下等なワシにとっては遠い遠いはるか彼方のお話じゃの~。

けど、その上質な世界の住人は、それはそれで大変そう。
底辺でのんびりだらだらといくのも悪くはない。そこそこ快適に暮らせるし、落ち目とはいえ日本は住みやすい社会じゃ。

そんな大金持ちの与沢さん、ドバイにいるんだな。「日本はリスクとってがんばって金を稼いだ人から税金とりすぎる」ってさ。

夢を追うよりまずはお金=稼ぐことが優先?

与沢氏の生き方を真似しようとは思わないが、哲学には共感させられるところがあるので、注目しているのだが――

※いや、情報商材で情弱から搾取するビジネスのやり方には共感しないけど。

そんな与沢氏のブログ記事の中で、これについては異を唱えるぞ。

以下、一部転載。

お金がない夢なんて妄想になります。

お金のない状況で語る夢がいかに夢でないか、やってみればわかります。

ありとあらゆることが制限されます。

仮にお金なくして、例えば創作活動(音楽や絵、スポーツや慈善活動など)でもしようものなら、お金を持っている人たちにその権利を取られたり、パクられたり、お金のなさに安い値段で売ってしまったり、

また表現には、最終的にやりたいことはお金がどうしてもかかる。

創作とは手間ですね。

手間をかけるには人手が必要です。

人手は、お金でしか気持ちよく調達できません。

だからお金がない人の夢はただの妄想です。あるいは限界を持った夢です。

だからこそ、お金を得る、これが第一です。

人生はまず稼ぐ

その後夢を叶える

夢に没頭する

心にシフトする

この順番が大切です。

無力な綺麗ごとは私は嫌いなので、ずっとこのように考えてこれまで生きてきました。

う~ん……夢を実現させるって金だけで何とかなるような甘いものでもない気もするが。もちろん、ある程度の金は絶対に必要だけどね。

金を得る努力を最優先する間に、夢を実現させるために必要な技術習得の機会を失ったり……。

例えば、ピアノやヴァイオリンなどの楽器奏者は毎日の練習が必須。それも若いうちにやっておかないと。漫画も、描いて描いて描きまくらねば。

スポーツ選手なんかもそうだよね。お金だけあってもプロのスポーツ選手にはなれない。

やはりこういった『練習、技術習得、創作活動』を優先しないで成功するなどありえない。歳をとってしまってから、夢への努力をしても遅い。成功は遠のく。

時間は自分のためだけに遣え

一方、こちらの記事には共感した。

以下、一部転載。

他人に時間を使ってはならないんです。
なんならFACEBOOKとかブログとか辞めてよいと思います。
あなたがあなたの友人の進捗を気にしているということは、あなたはぶれているということです。

この意見には同感。趣味でもいいから、我が道行こうぜ。

で、自己完結をめざそう。
あんまり他者へ承認を求めないように。

他人の時間も奪ってはいかん。
自分の時間も他人に奪われないように。

我が道を行くということはそういうことじゃ。
仮に負けても(稼げなくても)、けっこう幸せ。

他人なんてどうでもいい。そう思えば、マウンティングという痛いこともせず、見下し見下されという世界から抜けることもできる。

負け組の生き方

与沢翼氏、まるで別世界な人だし、全ての考えに同意するわけじゃないけど、人生哲学には共感できるところが多いんだけど――

以下、一部転載。

中途半端に遊びだしても、悲しくなりますよ、ということです。

例えば、モテない人が必死に女の子をおいかけるのは時間と金の無駄なんです。
そこで、圧倒的に外見を磨くか、圧倒的に富豪になってから女の子に時間を割けば、時間割くことすらなく女から集まってきてくれて時間も金も労力も逆に一切かかりません。

楽です。
つまり、中途半端なところで欲望向きだにした人間はこの社会では、もうその時点で負けているわけです。

中途半端に遊ぶのは、辞めた方がいい。ダサいし、得がない。時間の無駄。心から面白くはない。遊ぶならぶち抜いてから遊びましょうよ

『圧倒的を目指せ』か。なんか幻冬舎社長の見城徹氏の『圧倒的努力』を思い出す。

けど、ワシ個人はそこまでしてお金を稼ごうとは思わない。稼ぐために使われる勉強時間と労力を考えるとね。

豪遊ってそんなに楽しいか? いや、これはもう個人の感覚の問題だろうな。

ワシはそこそこおいしい食事ができて、寝転びながら面白い本が読めればそれで幸せだぜ。ある程度、快適で安定した暮らしができるなら、適当な努力でいいんじゃね?

稼ぐための圧倒的努力に使われる時間――ワシなら、ほかのことにその時間を使いたい。ここは考え方が分かれるだろうな。

負け組には負け組の生き方があるかもしれぬの。負けたからと言って不幸だとは限らないかも。

そもそも何をもって『負け』とするのかも、よく分からない。幸不幸と同じく、自分がどう感じるか、きわめて主観的なもので、他者がジャッジするようなことではないのだろうし。他者のジャッジは誰かと較べて下されるものだからな。

うむ、『負け組』は非地位財を築こうぜ♪

ホリエモン与沢翼

与沢翼氏に興味しんしんなハヤシ。
ほかに、ちきりんさん、イケダハヤト氏、藤沢数希氏にも興味を持っているのだが。

与沢翼氏ってホリエモンと同じにおいがするの~。スケールが大きくて別格の域。

※いや、ホリエモンは与沢氏と一緒にされるのは迷惑だろう。

なぜ『別格』なのかというと――ホリエモンもそうだけど「大きなことに挑戦して大きな失敗を乗り越えてきているから」なんだろうな。

※与沢氏は2度の破産の経験もあり。

ちきりんさんや藤沢数希氏は、考えなどに説得力あるのだけど、彼らの経歴や生き方はいまひとつ見えてこない。
顔も晒さないし、あえて特定できないように隠しているのだろう。プライバシーと引き換えにして何かを得ようとは思ってないのかもしれない。
なので、生きざま、哲学は見えてこない。

一方、生きざまや哲学が見えてくるホリエモン与沢翼氏。
自分を晒してリスクをとっているとも言える。この差はやはり大きいな。

その点、イケハヤ氏も同じく顔や経歴、自分の生き方を晒しているが、今のところ、大きな失敗もないので、ドラマ性がうすく『生きざまを見せてくれる』というところまでいかない。

与沢氏に惹きつけられる理由――生きざま、哲学、ドラマ性(物語性)があるから、といったところか。

それでも、ホリエモンは日本人なら皆、知っているが、与沢翼氏は知らない人は知らない。世辞に疎いワシも今まで知らなかった^^;

けど、調べれば調べるほど、波瀾万丈の人生を歩んできたすごいお人のようじゃの。
そこで元彼女の山田るり子さんのことも知った。

与沢翼氏の元カノ・山田るり子氏の生きざま

山田るり子さんも有名な人で、こういった著書も出していたようだ。

「お金持ちになる彼」を見つけて、育てました。

「お金持ちになる彼」を見つけて、育てました。

 

が、アマゾンにてこんな辛口レビューがあった。

以下転載。

パートナー(与沢氏)と二人で稼ぎ、人生もステップアップしていくというガツガツした内容でしたが、結局(元)彼氏の与沢翼さんからは数年付き合ったのにプロポーズもされず終了。(※しかも先日、税金の滞納で与沢さんは破産しました。)
るり子さんと別れて数日後、与沢さんは若い新カノのほぼ全裸写真やチュー写真までブログに掲載する下品な男性に成長してましたが、るり子さんの育て方って一体???

与沢さんによると「るり子と付き合ってる時も常時6〜7股していて、知らないのは、るり子だけだった」と。

結局るり子さんは彼にとってナンバーワンだったけれど、オンリーワンではなかったということです。

オンリーワンになりたい女性や、彼を品のあるお金持ち男性に育てたいと思っている女性には全く役立たない内容です。

与沢氏の『本命の彼女』として周囲からも認められていた山田さんだが、結局、結婚という形では結ばれなかった。与沢氏を別れた後、別の男性と結婚されている。

が、山田さんもパワーあふれるおもしろい女性のよう。ほかにもたくさん著書を出しているようだし、お仕事バリバリ、活躍している。

おとなしく普通の奥様の枠にははまらない山田さん、さすが与沢氏の元カノ。与沢氏と似たところもあるんだろうな。

最初はアパレル業をやっていた与沢氏からアドバイスをもらっていた山田さんだが、与沢氏が倒産してしまい、どん底にいた与沢氏を助け――といった、そんじょそこいらのキラキラ女子とは違う才覚のある女性である。

が、その後、山田さんは与沢氏と別れてしまったようだ。

与沢氏のほうは、山田さんに感謝の気持ちを表しつつも2014年1月13日に「彼女=山田るり子さんと別れた」という報告をする。

そして、その5日後に『新しい彼女とおつきあいすることにしました』との挨拶。

ま、山田さんも与沢氏との間に、価値観のズレを感じていたらしい。

以下、一部転載。

彼(与沢翼氏)にはついていけてなかった。というのが正直なところで、別れの原因になりました。メディアに出始めた頃から恋愛観のズレが大きくなり我慢の限界を迎えま した。また、以前も伝えましたが人生の方向性や価値観の違いで話し合いをし、お別れを致しました。弁解をする訳ではありませんが、私といた時は海外やカジノにハマっていた印象でした。倒産がわかったから別れた、などと一部では言われてるようですが、それはありません。


与沢氏のほうは、山田さんと別れた後につきあった彼女『あーたん』と今現在、ご結婚されている。

なぜ与沢氏が今の奥様あーたんさんを選んだのか。

与沢氏の恋愛観・女性観について書かれた記事がこちら↓

この記事を読む限り、与沢氏は、女性に対して古い価値観を持つ男性のようだ。『新しい人』と思っていただけに、そこはちょっと残念だけど、仕事をバリバリしたい男性は自分の仕事を邪魔しない、自由にさせてくれる、男に合わせてくれる古いタイプの女性を妻にしたいのだろう。

ま、ワシ個人は、あーたん奥様より山田さんの生きざまに惹かれる。
ここは女性によって分かれるところだろうな。

と、ここで、はたと思いましたぞ。

山田るり子さんと与沢翼氏――『銀河鉄道999』のメーテルと鉄郎に似ているような……。鉄郎を導き、育てるメーテル。でも別れが……。

与沢翼氏……鉄郎だよなあ。髪形も似ているし。体型もなんとなく。
うん、コスプレすれば絶対に似合うと思うけどなあ。

※関連記事

 

『幸不幸・人生の勝ち負け』はきわめて主観的なもの。
ということで短編連作小説「これも何かの縁」より物語を紹介。

※アラフォー独身女子の話。お彼岸の雑学あり↓

※若夫婦の話。栗の節句の雑学あり↓