これも何かの縁

ピアノとマンガの道を歩んできたハヤシのエッセイ・イラスト・物語集

評判が落ちていくイケダハヤト氏☆イケハヤ経済圏と『希望の国のエクソダス』

追記その2(2019年2月7日)

さすがに、この頃のイケハヤ氏に共感できなくなりつつある。

追記(2018年9月15日)

反イケハヤ界隈が盛り上がりを見せている。
↓それについてはこちらでも追記したが――

――以前「銀行はオワコン」と言っておきながら、銀行から金を借りようとし、しかしそれも難しいようで、結局、その銀行の人たちをディスってしまうイケハヤ氏。

※ネットで堂々とディスってしまうのがすごい。その銀行の人たちはいい気持ちはしないだろう。田舎でそんな生き方をしてしまっては、いずれ暮らしにくくなるのでは。イケハヤさんを嫌っている高知民らしき人たちの声もちらほら上がっている。ただ高額納税者であり続ければ、自治体からは大切にされる?

「そもそもあれだけお金を儲けているのに、なぜ金を借りるのか? 本当は儲けていないのでは?」という声もあちこちから聞こえる。
あと「お金を借りるなら、ネットを使ってイケハヤ氏を信用する人たちから借りればいいのに、なぜそうしないのか?」という声も。

ただ、これについてはこういうツイートがあった。

ということで、あちこちでイケハヤ氏への不信感を伺わせる空気が立ち上っている。
けっこうアンチの力が強くて、イケハヤ界隈がどうなってしまうのか、気になる今日この頃。イケダハヤト氏を中心とするイケハヤ界隈の連中は胡散暗い人というイメージが広がりそう。

いや、どうしても就職したくない人・サラリーマンになりたくない人にとっては、イケハヤ界隈は救いになっているんだろうけれど。

ま、ブログで食っていける人はごく少数だろう。これは作家・漫画家にも言えることだ。ただ作家や漫画家は、小説や漫画が好きだから目指す人が大半。だから努力もできるし、失敗したとしても納得できるのだけど、プロブロガーを目指している人はどうなのだろう?

と現在のイケハヤ界隈についての追記はここまで。以下本文は、ほぼ1年前の記事になるんだけど、ご興味ある方はどうぞ。

本文

希望の国のエクソダス (文春文庫)

希望の国のエクソダス (文春文庫)

村上龍氏の『希望の国エクソダス』は、北海道で地域通貨を発行する=地域で経済圏を作る中学生たちのお話だ。絵空事だと批判している人もいるけど、もしかして現実味が出てきている?
そこで、イケダハヤト氏の記事を紹介しよう。

イケダハヤト氏のブログをチェックしてみると『イケハヤ経済圏』の話が出てくる。
何だか村上龍の小説『希望の国エクソダス』とリンクしてしまった。

仮想通貨(ビットコイン)もある現在。『エクソダス』の話は、絵空事でなくなってきている? もちろん中学生が実現するのは難しいだろうけれど……今だからこそ、この小説はおすすめかも。

目次じゃ!

イケハヤ経済圏と希望の国エクソダス

仮想通貨(ビットコイン)について

仮想通貨(暗号通貨)のことで、金融日記で有名な藤沢数希氏と、イケダハヤト氏の見立てが分かれているようだ。

ちなみに、ワシはこうした話題はちんぷんかんぷん。ケチで損することが嫌いな器の小さいワシは投資で遊ぶ勇気はないので、仮想通貨に手を出そうとは思わない。
おまけにずぼらなので、度々相場を調べたり、情報を集めたり勉強するのも面倒。
上がったり下がったり一喜一憂。お金に振り回されて心が疲れそう。

日々の買い物では数十円にこだわる。
数十円得すれば喜び、損すれば凹む。

こういう人は投資に向かないよな。
損切ができないタチだし、儲け損なったことをいつまでもクヨクヨと引きずるので、自分の性格に合わない。

ローリスク・ローリターン、地味でいいから安全運転。
資産を運用・管理するほうが大変だし。
ワシのような経済のことに無知な人間は、ワケのわからない通貨より、日本国の『円』にすがり、国を信用して生活するしかない。

ただ、利息がつかない貯金よりも、投資をしたほうがお金が増えていくのは確かだ。
けっこう差が出る。『搾取されない・消耗しない生き方=ある程度の自由と余裕が持てる生き方』って大切だよな。

なので、余裕がある人ならば、遊び・ゲームとして仮想通貨をやるのもいいのかもしれない。

※「イケダハヤト氏は情報弱者を煽っている」という批判もよく聞くけど、それはイケダ氏の演出によるものだ。多くの人の注目を得るために演出するのは当然のこと。リスクについてちゃんと説明している。

以下、編集転載。

【仮想通貨のマーケットで大儲けするのは……たぶん無理ですよ。だってプロがしのぎ削ってるんですから】

【でも、仮想通貨・ブロックチェーンはこれから普及・発展していくわけです。そこは確実。市場全体が伸びていくのなら、年利5%くらいの「小銭稼ぎ」はできる可能性はあります】

【仮想通貨への投資は、すべての予算のうち、5〜10%に留める。90〜95%は他の商品に投資。あくまで遊び!】

信用取引には絶対に手を出さない】

というわけで、イケダ氏は『希望の国エクソダス』みたいなことを本気でやるつもりなのか? と大いに興味を惹かれたのだった。

ちなみに、村上龍の小説『希望の国エクソダス』のキャッチコピーは「この国には何でもある。だが、希望だけがない」だけど、それは人によるかもしれない。

日本は治安もいいし、インフラもしっかりしているし、サービスいいし、暮らしやすく便利。世界的に見ればまだまだ裕福。多少、落ち目かもしれないけど、やりようによってはチャンスもある社会。
希望が持てないのは自分のせいかも。希望は自分で見つけないとね。

国家について・イケハヤ氏VSハヤシ

注目しているイケダハヤト氏がこんツイートをしていたのでコメントをしてみた。

https://twitter.com/IHayato/status/936033907161440256よりイケハヤ氏のコメント

「そもそも国ってなんだろうね?」みたいな根本的な問いが浮かんでしまう時代に、ぼくらは生きている。 通貨は作れる。ルールも作れる。お金があればインフラ整備もできる。選挙だって自分たちでできる。移民も増えていくだろう。国籍はもはや関係ない。 では、国家って何?

https://twitter.com/kiga2hon/status/936191134841237505よりハヤシのコメント

国は大きな共同体みたいなものかな。ルールを運営して社会秩序を保つ(警察や司法、軍を運営していく)のは企業や個人では難しいのでは? ルール=法を犯した者への対処が一番難しそうだなあ。どこにいようがお金を稼げる強者は、自分に合った国を選べばいいと思います。弱者は国に依存するしかない。

https://twitter.com/IHayato/status/936167279930236928よりイケハヤ氏のコメント

(国家は)まさしく、驚くほど軽いんですよw

https://twitter.com/kiga2hon/status/936194739170185216よりハヤシのコメント

国を持たない民族の悲劇を見聞きすると『軽い』とは思えないのですが。古くはユダヤ人、今ではクルド人ロヒンギャなど。国という囲いに守ってもらわないと苦しい生活を強いられる人のほうが多いのではないでしょうか。囲いを守るために軍も必要です。暴力装置を運営するのは軽くありません。

思うにイケハヤ氏は 日本国が嫌いなのかな? が、弱者であるハヤシは国家がなくなってしまうと困る。

国を絶対的に信用しているわけでもないが、それでも日本国は世界の国々と較べてみて、かなり暮らしやすいほうではないだろうか。ま、弱者にとっては、アメリカや中国よりはずっといいだろう。

けどイケハヤ経済圏・イケハヤランド(町を買収?)には興味シンシン。どういった共同体を作るつもりなのか、個人でそんなことができるのか。

まあ、問題はルールを犯した者への対処法だよなあ。世の中、善人だけじゃないからなあ。結局は日本の警察の手・司法の手を借りることになるのでは。警察・裁判所の仕事=捕まえて拘束して罰を与えることまで、個人でシステム作って運営するのは無理。

どこまで国から独立できるのか、どこまで自由にできるのかだよなあ。それは地方分権、地方独立=橋本徹氏が訴えていた道州制につながる問題かも。

この辺、イケハヤ氏はどう考えているのか関心あったので、この件について反応してみたけれど、明快な解答は得られなかった。

藤沢数希氏VSイケダハヤト氏

投資については藤沢数希氏の意見・考えもチェックしたほうがいいかも。

藤沢氏の気になるツイートをいくつか紹介。

仮想通貨に手を出すなら、イケダハヤト氏と藤沢数希氏、両者の情報をチェックし、彼らが言っていることが分からない、ちんぷんかんぷんな人(ワシのような人)は基本、手を出さないほうがいい。
やるとしても、なくなっても困らないお金で遊ぶ程度に。ギャンブルや競輪競馬よりはずっといいよ、ということで。

↓『仮想通貨についてイケダハヤト氏VS藤沢数希氏』はこちらにて

そんなわけで、この頃はイケダハヤト氏と藤沢数希氏が気になる存在となっている。彼らの発言から、素人のワシは意味は分からずとも、時代の空気が新しくなっていくようで、なんとなくワクワクしてしいる。

彼らは『仮想通貨の情報』だけではなく、世間が良しとする価値観・生き方にも疑問を投げかけてくれる存在だ。
たとえば、イケダ氏は都会生活、藤沢氏は結婚制度。

推測であるが――彼らが目指すところは、イケダ氏は脱中央集権(地方独立・地方活性化)、藤沢氏は脱結婚制度(自由な男女のあり方)かもしれぬの。

古い世間に風穴を開けてくれそうな人には、大いに興味をひかれてしまう。うむ、ほんと『希望の国エクソダス』を読んでいる気分じゃ。

↓笑った。

※藤沢数希氏の恋愛工学関連記事