これも何かの縁

ピアノとマンガの道を歩んできたハヤシのエッセイ・イラスト・物語集

嫁き遅れの雛人形―ブスですみません・フェミニストみすずの誕生

今回は特別編。フェミニスト・福田みすずのお話。
なぜ彼女はフェミニズムに目覚めたのか。美人妹の存在、そして外見差別をする伯父の心ない言葉が関係していた。

ところで、婚活市場では『女性の20代は価値が高い』とされ、女性の価値には『若さ』という要素が重要視され、子づくりにおいては卵子の老化が取り沙汰されるけど、男性の精子も40代に入ると、生まれてくる子が『発達障害精神障害』を抱えてしまうリスクが高くなる。

精子バンクでは35歳以上はお断りだ。

子が欲しいのであれば、男性も若いほうがいい。このことが広く世間に知られるようになれば、男性にも女性と同じく『若さ』が求められるようになるかも。

そんな話にも触れます。

嫁き遅れ上等。

では、以下本文。

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悩ましき桃の節句―マタハラババア

ひな祭りの雑学満載でお届けする短編連作物語「これも何かの縁」より「悩ましき桃の節句」――ついに理沙の妊娠が判明。けれど単純に喜べず?

そして番外編の『秋魚に乾杯☆お彼岸―アラフォー女子の幸せ』で主人公だった小林主任が登場。
※「秋魚に乾杯☆お彼岸~」はこちらにて↓

マタハラ問題勃発――静也VS小林主任。そこに、なんとあのフェミニスト・福田みすずが静也に加勢。そして相変わらずな黒野先輩。

独身アラフォー小林和江に黒い感情を抱き見下す静也。

――結婚できないアラフォーBBA。

では、以下本文。

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ネット芸人インフルエンサーの賞味期限☆大学よりサロン?☆会社員をディスるイケハヤツイート

追記(2019年5月19日)

サロンのほうもオワコンぽい。この頃はもうイケハヤ界隈も下火。いや、ワシの興味が下火になってしまったということか。情報商材情報弱者を搾取しているイメージがつきまとうようになった。

その上、自由な議論ができない空気があるイケハヤ界隈。異を唱えただけで、疑問を持っただけで追い出されてしまうようで。

脱社蓄サロンのことで田端信太郎とバトルし、イケハヤ氏が田端氏をブロックした頃、アンチ界隈も盛り上がったようだけど、あれを最後に下降線。あれ以上のお祭り=炎上はないだろうから。炎上インフレ……あれを超えるとしたら、もう『はあちゅう氏とのバトル』しかない^^;

自由と責任はセットだけど、イケハヤ界隈では自由=自分勝手・無責任(嫌になったらやめる、約束もすっぽかす)という感じ。無責任OKな自分勝手がまかりとおる世界って結局は住みにくくなり、不自由になっていく気がする。

自由と責任・倫理・制約・ルール・規律のバランスは難しい。

追記(2018年11月8日)

イケハヤ氏、動画にはまりブログオワコン宣言。1か月前は「ブロガーになれ」と煽っていたのに。こりゃサロンも早々にオワコンだろうな。インフルエンサーという存在も。

あまり真面目に取り合わないほうがいいかも。賞味期限短すぎ~。

追記(2018年9月29日)

当ブログにてイケハヤ氏を話題にした記事をいくつかアップしている。

当時はイケハヤ氏の考え方に興味があったのだが、他でも聞いたことがあるような人生指南ネタなどは飽きていく。

注目を浴び続けるのは厳しい。だからなのかイケハヤ氏の発言は段々過激になっていき、アンチではない今までイケハヤ氏に共感してきただろう人たちも離れていっている印象。

罵詈雑言ではなく、ちょっとした異論者に対してもブロックしているようで、かなり閉鎖的になっている。即ブロックするのは、相手が正論を言っており、反論できないからだろう。反論できないままの姿を晒せば、ビジネスのマイナスになる。(今現在のイケハヤ氏のファンへのビジネスとはサロンに誘導したり、情報商材を売ること)

そんなことをしていればイケハヤ氏の周りはイケハヤ氏と同じ考え・同じ価値観の人たちだけの集まりとなり……そこにいるのは仲間ではなく信者。

↑イケハヤ氏が「大学行くのなんてやめて、サロンに入ったほうがいい」という発言から始まった。これに異を唱える人や若者へ注意喚起する者は多く、ワシも「サロンを運営しているほうも手探り状態だろう。そんなものと大学とを同列に較べるなんて」と失笑した。もち、大きな借金を背負ってまで、しかも就職に有利にならないようなFラン大学に行くのは考えものだが。

大学へ行くことは無駄なのか、これはもうその大学の質、学ぶ人たちや教授の質、自身の質でそれぞれ違ってくるだろう。

そこで高須賀医師の記事を紹介。

信用できる質のいいコミュニティの中で人脈を築くことができれば、大学に行くメリットは大いにあるのかもしれない。

またリスクはきちんと考えた上で、インフルエンサーに煽られて安易な選択をしないようにしないと、後で泣きを見ることになるかも。

ただ、インフルエンサーの言葉に惑わされる人はもともとこの社会に適合できない、この社会に居場所がない人たちなのかも。

インフルエンサーはその人たちの救いとなるのか、あるいはカモにして小金だけむしり取るのか。大半は結局、脱落する気もする。

家入一真氏はこのように発言している。
「挑戦を煽る一方、失敗した時は自己責任。それではあまりにも、社会として、生態系として、不健全だと思います。「失敗に寛容な世界を」とは良く聞く言葉ですが、挑戦をうながすことと、セーフティネットは表裏一体、セットであるべきだと思います。それが出来て初めて、挑戦する人が増えるのではないか」

「大学行かずにサロンは入れ」と言うイケハヤ氏は早稲田大学政経学部卒業後、大手企業に就職したし、はあちゅう氏は慶応大学政治学部卒業後、電通へ就職。特にはっちゅう氏はそこでいろいろな人脈を築き、ビジネスへつなげていっただろう。大学行かず就職せずだったら、果たしてどうなっていただろう。

組織になじめない、会社員でいるのが辛い、就職できない、人間関係を構築するのが苦手な人たちがなんとか稼ぐ方法として「プロブロガーはあり」とは思うが、安易にその道へ行くのは危険。一般人は、小遣い稼ぎ、副業程度にしたほうがいい。そのうち、誇大広告して情報商材を売り、結果、詐欺のようなビジネスをやることとなり、信用失い、最底辺へ落ちる可能性も。

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セクハラ恵方巻き―いやらしい由来

前回の『セクハラ鏡餅』に続き、男性ホルモンが充実しまくっている肉食系・黒野先輩が起こすセクハラ騒動。
またもや静也も巻き込まれる。

今回は静也VSフェミニスト・みすず。
(福田みすずは主要キャラになっていきます。以後、お見知りおきを)

恵方巻きの驚くべき由来とは?
節分についてのミニ雑学もあり。

では、以下本文。

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イケダハヤト氏VS藤沢数希氏☆イケハヤ界隈VS恋愛工学界隈☆仮想通貨の未来

追記(2018年9月11日)

現在、仮想通貨はすっかり鳴りを潜め、一般人の間では話題にのぼることは少ない。終わったわけではないが、ブームは過ぎ去った感。不正流出で信頼感なくしているし。

仮想通貨ブーム時のイケダハヤト氏VS藤沢数希氏――結局、バブルの時に売り抜けたらしい藤沢数希氏が勝ったのかな。

とまあ、イケハヤ界隈、藤沢数希氏率いる恋愛工学界隈が気になっていたワシであるが、やはり興味はだんだん薄れつつある。人を飽きさせないって難しい。

だが、アンチの存在が、薄れゆく興味を引き戻すこともある。

そう、今、反イケハヤ界隈が熱い。例えて言うなら、反イケハヤ界隈は『進撃の巨人』に登場する「巨人を一匹残らず駆逐してやる」のエレン・イエーガーのようだ。イケハヤ界隈を駆逐したいのだろう熱き思いをひしひしと感じる。

一方、恋愛工学アンチ界隈にはここまで熱い思いを持った人はいない。(ワシが知らないだけかもしれないが)

ただ反イケハヤ界隈の人たちは、イケハヤ氏からディスられる会社員でなくイケハヤ氏と同じ職種の人・自由業の人が多いようだ。

っと、そこでハヤシは思いましたぞ。

なぜ、反イケハヤ派は熱いのか。それはイケハヤ氏に対するアンチ活動はそれなりに注目を浴び、共感を呼び、フォロワーが増え、記事ではPVがとれてプラスになるからでは?

対して恋愛工学アンチ活動はうまみがないのかもしれない。アンチ活動しても、たいしてPVはとれず、フォロワーも増えず……いや、そもそもネットで稼ごう・ネットで承認を得たいという人でなければフォロワー増やしたりPVとることに意味はない。

やっぱ人間、損得勘定で動くんだな。いや、ワシの単なる邪推だけど。

ただ、界隈全体に対するワシの評価は――イケハヤ界隈の弟子・書生さんたちの活動は、恋愛工学生に較べると、いまひとつという印象。数人ではあるが恋愛工学生の記事のほうが面白いし、コンテンツ力は恋愛工学界隈が上だ。藤沢数希氏のメルマガも、イケハヤ氏の記事より内容が濃く、価格も良心的。なるほどと思わせる度合いも藤沢氏が上かな。

※アンチというわけではない一般の人たちもイケハヤ氏の姿勢に疑問を抱きつつあり、現在、イケダハヤト氏の評判は落ちてきている。イケハヤ界隈、けっこうピンチなのでは。

と追記はここまで。以下本文(2018年1月18日)

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パクリ問題☆少年ガンガン新人賞漫画作品に盗作された『マルドゥック・スクランブル』

今、冲方丁氏の『マルドゥック・フラグメンツ』を読んでいるのじゃが、ひょんなことから、2011年に『少年ガンガン』で新人漫画家による盗作事件があったことを知った。

これ、アニメ映画化されていたんだね。

目次じゃ!

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セクハラ鏡餅―表現の自由VS女の人権

男でも女でも、性的言動に対し相手が不快に思ったら、それはセクハラ。

そういえば、公が行う調査、「あなた、性体験有りますか? 何歳ですか? 結婚してますか」っていう質問もセクハラじゃね?

うん、あれって、まさにセクハラ調査だよなあ。んで「童貞率・処女率がこんなに高い」と言って、童貞や処女、非モテを暗に問題視し、彼らを見下していい空気を作り上げているのだ。

セクハラを問題視しながら、セクハラ調査でセクハラ空気をまき散らしている気がしないでもない、けっこう腹黒い世間様じゃ。

というわけで今回の短編連作物語『これも何かの縁』6編目は『セクハラ鏡餅』――

男性ホルモンが充実しまくっている肉食系・黒野先輩が起こすセクハラ騒動。
四条静也も巻き込まれてしまう……。

表現の自由』VS『女性の人権』……下らない闘いが勃発!

では、以下本文。

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若いが勝ち☆仮想通貨・親子の価値観の断絶☆少年少女が革命を起こす壮大なSFコミック『ラブ・シンクロイド』

これからの時代、いろんなことがひっくり返りそう。『仮想通貨』はその契機となるのかの~。

※今現在、仮想通貨は下火という感じだけど、株と同じくまた息を吹き返すかもしれぬ。

社会に出ていない高校生や大学生、負け組とされていた引きこもりオタクが、大手企業にお勤めの勝ち組サラリーマンよりも、多くのお金を手にすることも可能な時代となる?

資金をつくることができれば、投資にまわし、さらなる富を手に入れられる。

もち、うまくいかず、破綻することもあるだろうし、依存症となり心身の健康を崩すこともありえるけれど。

これからどうなるんだろう? 今までの勝ち組・負け組=階級もひっくり返るかも。だんだん時代の流れについていけず、若さ至上主義が加速していくかも。
(ま、女性は昔からその価値観に晒されて慣れているけど、男性は慣れてないから大変だね)

今回は『若いが勝ち』となる世の中について考えてみよう。

目次じゃ!

  • 年功序列も嫌だけど『若いが勝ち』も厳しい
    • 親子の価値観が断絶・子が仮想通貨にはまったらどうする?
    • 少女が社会人として活躍するSFコミック『ラブ・シンクロイド
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辛口評価『君の名は。』気になった点☆岡田斗司夫氏と松本人志氏の新海監督への嫉妬心

劣等感まみれのえげつない駆け引きや厳しい競争の世界となった恋愛ごと。

恋愛市場と言われるくらいだから、シビアなのは当然だし、品定めや戦略が大事なのは分かるけど――『純愛』は、もはやフィクションの中にしかない?

それでいて、やっぱり多くの人は純愛に憧れている。だから『君の名は。』がヒットしたのかもなあ。

ただワシは期待し過ぎた所為もあるかもしれないが、さほど面白いとは思えなかった。その理由も書きたいと思う。

ほか『君の名は。』について著名人らの発言、面白いネタ、考察記事を紹介する。

目次じゃ!

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年賀状―人間関係って難しい

ネット時代の今、年賀状っていらないよなあ。まず書くのが面倒、結局、もらってもゴミとなる。けっこうかさばるし、年々増えていくので長年の保存は難しい。100円200円の買い物にもケチ根性が働くので、ハガキ代も勿体ないと思ってしまう。

若い頃はネットもなかったので、昔からやりとりしている知人のメルアドなど知らなかったりする。固定電話の番号も変わってしまい、住所だけは知っている……連絡するなら電報か? という人もいた。

なので「気が向いたらメルアドを教えてほしい」と年賀状に書いたこともある。これからメールで挨拶すればいいかと思って。

なのに、あちらから送ってくる年賀状は『お元気ですか?』という毎度の文言のみでメルアドを教えてくれないのだ。近況さえ書かれてない。義理を通り越し、機械的に書いて送っているのか、メルアドを教えるほどの仲ではないということなのか。

まあ、とにかく「これで年賀状をやめることができる」と思い、「年賀状は今年で終わりにしたい」と旨を伝え、自分のメルアドだけ記したっけ。

その後はそれっきり、その人とは縁が切れた。

おっと前置きが長くなってしまった。今回の物語は『年賀状』。テーマは人間関係。
前話「元日のお雑煮」の続きといえば続きです。

年賀状は職場関係者のみ。友だちがいない静也と理沙。実は人間関係を築くのが苦手。成人式の苦い思い出がよみがえる。

以下本文。

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元旦のお雑煮―太もも大好き

前話「煩悩の年越し」の続きといえば続き。ほのぼのハートフルな若夫婦の物語。
お雑煮のもっちりしたお餅に理沙の太ももを重ね合わせる静也。相変わらずである。お雑煮の雑学あり。2000字なので軽く読めます。

では、以下本文。

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煩悩の年越し―ちょっとエッチに

前話「大晦日の願いごと」の続きといえば続き。大晦日の晩から年越しにかけてのお話。
お茶の健康ネタ、柚子風呂ネタ、年越し蕎麦ネタを織り交ぜつつ、ほのぼのハートフルな若夫婦の物語……というか『聖夜』と同じ展開となり、煩悩に満ちた年を越すのだった。

以下、物語本文。

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他人の不幸は蜜の味☆友だちはいなくていい

世間が良しとする価値観から外れてしまった人間はコンプレックスに苛まれ、たいてい人間関係が上手くいかず、ストレスになる。

そんな人が気持ちよく生きるにはどうしたらいいか、考えてみた。

目次じゃ!

  • 友だちはいなくてもいい
    • 見下す友だちはいらない・独りが好き
    • 友だちと約束はしない
    • 弄られキャラ
  • 恋愛もしなくていい・恋人もいなくてもいい
    • 20代男性4割が童貞
  • 人間の性
    • 他人の不幸は蜜の味
    • 承認欲求と劣等感
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大晦日の願い―目指せ健康長寿

前話『聖夜』 から1週間後の大晦日
静也と理沙がこの若さ(21歳)で健康にこだわる理由、おせちの意味が語られます。
2700字程度の短い話なのでサクッと読めます。

劇中に出てくるエビチリ――市販のチリソースにマヨネーズを足すと、まろやかになっておいしいよ。お試しあれ。

では以下本文。

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地味女と童貞は似ている?☆高い童貞率と処女率の一方で異常な中絶件数

目次じゃ!

  • 見下される地味女と童貞
    • 地味だった?はあちゅうさんの過去のコンプレックス
    • 恋愛に疎い=地味女・処女は負けという価値観
    • 世間様が望む初エッチ年齢
    • 恋愛の後始末・異常な中絶件数
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